我が子に有名大学に入ってほしいと思っている親が、気づいていない大切なこと　３

「自分が医者だから医学部に行かせたい」という父親。
「主人が東大出身だから我が子も当然」という母親。

親が熱心に幼児教育に力を入れます。何も知らないこどもは「自分は将来東大に行くために勉強をしなければならない」と刷り込まれ、親に褒められようと頑張って勉強します。
〈それの何が悪いの？勉強できるに越したことはないじゃない。〉

まず、こどもの進路はこどもが決めるものであるということ。
親が決めるものではないということ。

「家業を継いでほしい」も同じく。

誰もが自分自身で就きたい職業を決めることができます。

小学生や未就学児に対して「だけど早くから勉強を始めないと」と焦る親たち。

中学生や高校生になって、自分自身で「なりたい職業」「行きたい学校」を決めることができた生徒は、自力で勉強を始めます。
その時点からで間に合います。「やる気」の勢いは、何にも勝るのです。

ただ、もちろん、日々の学校で、授業中は勉強します。学びます。
毎日の積み重ねがあれば、そこを土台に飛躍することができるのですから。