教育格差という言葉に惑わされない!お金をかけなくても一流教育を受けることができます!【連載開始】
AERA 2023年3月6日号の記事によると、東大生の親の年収調査で「1千万円以上」が40%を超えているとのこと。
「東大」に入るために、東大進学率の高い私立の中高一貫校に入り、またそのために塾代や家庭教師代などもかけているという。このような記事を読むと「お金がある人が東大に行く、ない人は行けない」というミスリードが生じます。
同記事によると、「年収450万円以下」の家庭は14%。とびきり多いわけではないけれども、「親の年収」が子の進学に影響を及ぼすわけではないということがわかります。
行きたければ行けるのです。
本人が行きたいと思うかどうか…ということです。
「教育費をかける余裕がない」場合に、「お金をかけないで」教育を受けさせる方法があります。
それは、塾に行くこともせず、小学校から中学、高校、大学まで「公立校」に進むということです。
大学は何も「東大」ばかりではありません。各地方にある「国立大学」には、国から補助金を受けているので充実した施設や設備が整っています。
教員の数も多く、教員ひとりが抱える学生数は私立大学で20~50人前後、国立大学で10~20人前後だそうです。素晴らしい学習環境が用意されているのです。
文部科学省のHPによると、令和3年度の国立大学一年間の学費の標準額は536,363円、私立大学の平均額は930,943円となっています。私立大学では設備費が別途かかり、平均180,186円となっています。
国立大学はそれぞれの大学によってどの学部も同じ額となりますが、私立大学ですと文系と理系では大きく違い、理系大学では授業料と諸経費で160万円ほどするようです。国立大学の学費の、実に3倍にもなります。
さて、国立とは言え、年間53万円は割りとかかりますが、私立大学よりは圧倒的に行きやすいですし、義務教育は公立に行きますと授業料はかかりません。高校で月に1万円程度、収入によって無償化される制度もあります。
最低限の教育費で最高学府で思いっきり学ぶことができるコースなのです。
さてさて
それはわかった、
しかし、国立大学に入ることは難しいことなのでは…という疑念。
その疑念を払拭するべく
蓄積したそのノウハウを
余すところなくご紹介していきます!