届く宛てのない手紙 (一四)
「艦長、後方より艦影……艦ふた、戦艦級です」
それは辻岡たちにとって、最悪の知らせだった。もう攻撃の手段は残されておらず、限界の深度まで急速潜航し全速で逃げる!
これに賭けるしか無いと、辻岡と航海長の日比野はそう考えていた。
しかし……後方より新たな敵。
サポート頂いたお金は、141ちゃん保護育成条例に基づき健全に使わせて頂きます。 決して、おねーちゃんにカバン買ったり、温泉に行ったりする目的では使用しないと思います。 執筆の励みになりますので、面白かったらサポートして頂けると嬉しいです。