黒単アビス解体新書
更新日時
11/16日
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11/18日
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いただいた質問を7つ共有しました。
廉価版リストを追加しました。
ご挨拶
こんにちは究極男です。
一応大宮と秋葉原を中心に活動しているDMPです。
某妖精の方の記事もあるのですがどうやら僕の記事にも需要がありそうなので執筆に至りました。
はじめに
この山の強さは言わずもがななので僕の実績等は省いていきます。
というのも最近忙しすぎて調整チーム以外と対戦していません。ごめんなさい。
概要
デッキのカテゴリ的にはミッドレンジに属すると思います。
あんまり触ったことのない方からは今の黒単アビスって「ループするだけ」みたいに思われているかもしれませんがそんなことはないです。
採用されるカードの種類も多彩でそれぞれプレイヤーの味が出るのもこのデッキの良いところです。
一括りに黒単アビスと言っても型もそれなりに多く、知らない人は結構カモれます。
一通り読めば黒単アビスの大枠を理解して回せるように書いたつもりです。
ループ以外にも択が多く非常に面白いデッキなのですが、それと同時にプレイ難度が高いデッキでもありますので、この記事を通して皆様にこの面白い部分と択の豊富さを知っていただけたらなと思います。
黒単アビスの大まかな回し方
黒単アビス初学者向けに述べていきます。
「そんな事分かってる」という方は飛ばしていただいて問題ないです。
基本的にはマナカーブ通りに動いていきます。
1~2ターン目
1コストや2コストの低コストアビスをプレイして墓地や盤面を増やします。
アガルーム=プルーフ、ブラッドレイン、オペラグラス=ドグラスなどです。
3ターン目
ジャブラッドや邪侵入などパワーの高いカードをプレイすることができるマナ域です。全てが噛み合い早ければこの段階でループが可能です。
4ターン目
ジャビビルブラッドやアビスベル=ジャシン帝などのキーとなるクリーチャーを出せるマナ域になります。
上振れていたらこの段階がキルターンになります。
5ターン目
アーテル・ゴルギーニによる大量のアドバンテージが取れます。
対面にメタクリーチャー等がいても突破できるため平均なキルターンと言えます。
6ターン目以降
ここまでくれば相手がビックマナ等のデッキでない場合は概ね勝っていると思います。墓地リソースや盤面のシステムクリーチャーで制圧していきます。
大まかなゲーム進行はこんなところです。
構築について
早速本題に入りたいと思います。ここではいくつかの参考リストを上げてそれぞれを比較して見ていきたいと思います。
レイン型
現在僕が使用しているリストがこちら
``X``に``ポスト``したものと同様のリストです。
これは相手に対応していくというよりかは押し付けていくイメージのほうが強いです。
2→4の黄金ムーブが決まるとかなり気持ちいいです。
ブラッドレインが入っていることによってアーテルゴルギーニが他のリストよりも早期に着地するのでそれもかなり強いです。
このリストの調整ポイントはガレックの有無とアビスベルとマーダンの枚数になります。
アビスベルとマーダンは最低2枚ずつ必要で片方は3枚にするとデッキとして安定します。
採用候補はジャドク、イワシン、スパイナー、ゴツンマ、ケシカスになります。
メリット
他のリストに比べて立ち上がりからフルパワーになるまでが早い
マグナムやシャッフを手出ししやすい
GSが自然に詰めるので他の構築に比べて受けが強くなる
デッキ内のカードパワーが高くなるのでアビスベル=ジャシン帝を強く使える
デメリット
メタクリーチャーがいないので相手に先行で上振れられたら盾に祈るしか無い
ブラッドレインが引けなかったときのデッキパワーが一段回下がる
ハッタールピア等のマナ参照のメタが重い
アビス以外のカードが増えるため邪侵入のバリューが下がる
オーソドックス
次のリストはこちらになります。
これが一番オーソドックスな形かなと思います。
オペラグラス=ドグラス、ブルーム=プルーフが居るので初動が安定します。
このリストだと自分のリソースや相手の手札や盤面と相談してプレイを決めるという対応していくプレイの色が濃くなっていきます。
2→3でジャブラッドや漆黒深淵を出しても最低限仕事してくれるのが嬉しいです。
今回はブラッドレインがいないのでダンロの代わりに特攻が入っています。可愛いですね。
練度が出るいいリストなのですが難しくて僕は嫌いです。
このリストの調整ポイントは特攻、ジャドクの有無
ジャビビル、ジャブラッド、ガレックの枚数調整になります。
採用候補はゴツンマ、ケシカス、ウォカンナ、マーダンになると思います。
メリット
2コストのクリーチャーと3コストのクリーチャーのシナジーが高い
自由枠に様々なカードを採用できる
後から引いて腐るカードが少ない
墓地も最低限は肥せるので蘇生札のバリューが発揮しやすい
デメリット
より状況に合わせたプレイが求められる
百発人形やアーテルゴルギーニを出しにくい
ジャビビルへの依存度が高い
マナカーブ通りに動けなかったときに相手に干渉しにくい
アガルーム型
3つ目のリストはこちらです。
おそらく最も早くループに入れるのがこのリストになると思います。
墓地がすごいスピードで増えるのでイワシンが入ってます。
手札に来た不要牌を切ることができるのと青マナになるのが偉いです。
ゴツンマを自然に採用できるのもこのリストの良いところですね。
1→2→3で動けると脳汁が出ます。気持ちいい。このリストは練度があまりないので構築はもう少し良いのがあるかもしれません。
このリストの調整ポイントはイワシンの有無
オペラグラス、ゴツンマの枚数調整になると思います。
採用候補はケシカス、マーダン、アビスベル、ウォカンナです。
メリット
マナカーブ通りに動けたときの爆発力が高い
墓地メタに対して強い
スレイヤーやブロッカーで地上戦がやりやすい
横に並ぶのでビートプランを取りやすい
デメリット
横に並んでしまうのでVTやインパルスを喰らいやすい
受けを積む余裕がないのでアグロに貫通されることがある
初動札の引き方次第で手が詰まりやすい
ハイパー化する都合で相手クリーチャーの的になる
サーイ型
最後のリストはこちらです。
最も手札リソースのあるリストになります。
墓地と手札が順調に伸びていくので別デッキを握っているような感覚になります。
サーイと秩序のパッケージでアドバンテージを稼ぐことができます。
秩序の意志とイワシンは相性が良く、ジャブラッドで山に戻す際に上にイワシン、下に秩序にすると確定でドローできます。使い回せて気分がいいです。
このリストの調整ポイントはオペラグラスの有無、秩序とアビスベルの枚数になると思います。
採用候補はブルーム、ルピア&ガ・ナテハ、ケシカス、マーダン、ウォカンナになると思います。
メリット
手札を減らすことなく展開していくことができる。
秩序の意志を能動的に使うことができる。
盾落ちを基本的に考えなくて良い
初動さえ引ければ比較的事故が起きにくい
デメリット
リソースの代わりに盾を犠牲にしてしまうので環境によっては厳しい。
秩序の意志を採用する事によってハンドキープが難しくなる。
トリガーが呪文に偏るためケアされやすい
呪文が増えるので蘇生札のバリューを発揮しきれないことがある。
廉価版リスト
参考価格7280円
墓地を肥やしてジャビビルのハイパーモードでアビスアサルトでぶん殴ります
ゴツンマやブルームで時間を稼ぎながらジャビビルまで繋げてください
毛色は違いますが結構楽しめると思います。
全リスト共通の確定枠について
この20枚はどう弄っても確定になると思います。
それぞれ詳しく説明していきます。
漆黒深淵です。
このカードは書いてあること全てが強いです。
流石にループの核な点と手出しも強いので4確です。
まずはタマシードになる点。
相手のクリーチャー参照の効果をすべてスルーできます。タマシード状態であればゲンム下でもcipが出ることは覚えて帰ってください。
↑どうやら無視されるらしい
ごめんなさい。
次に破壊効果。
これは見た目通りですね。タマシードが破壊できるのでミラーの際はジャブラッドや漆黒深淵が破壊できることは忘れないでください。
最後は蘇生効果ですね。
これはアタックするときなのでアタック時処理がすべて終わると相手に優先権が渡ります。オニカマス等に割り込まれるのは非常に気分が悪いですがcipだと殿堂なので諦めました。
最強の上振れカードです。
受け兼上振れ札なのでこれも4確です。
これ一枚からループが始まることもしばしばあります。
シビルカウントが闇のクリーチャーなのでシャッフはカウントされません。僕はこれで一回負けました。
魔法の一枚です。
このカードの登場によりループが成立するようになりました。
どう使っても最強なので4確定です。ギリ3枚もありだとは思います。
置換効果は置換できません。アーテルに対する破壊をジャブラッドに当てて耐性で耐えるプレイはできません。競技勢以外は意外と知らない裁定なので気をつけてください。
置換効果で使いまわしたいカードを破壊して蘇生するプレイはそれなりにやるので頭の片隅に置いておいてください。
かゆいところに手が届く素晴らしい一枚です。
構築や環境によって枚数がブレるカードでもあります。
基本的には3~4でしょう。3以下はありえないので確定枠として3枚です。
こいつも何故かタマシードです。ありがとう。
VTやインパルス、マッハファイターをケアしながら展開する際は漆黒深淵とジャブラッドをタマシード状態で出していきます。
墓地肥やし効果も強力で3ターン目で横に2コスアビスクリーチャーが出せている場合耐性付与目的で盾を殴ることがあります。
置換効果もループに絡んできたりオニカマスを貫通するのに非常に便利です。2体並べて相手のメタクリをガン無視しながらループに入ります。ヤクザです。
流石の主人公テーマといった一枚です。つよい
こいつも構築や環境によって枚数がブレるカードでもあります。
基本的には3~4でしょう。3以下はありえないので確定枠として3枚です。
10000ブロッカーが地味に偉い
各ターン初めてのアタックしか蘇生できません。つまりループの途中で出しても蘇生できません。発売日にやらかして負けました。戒めです。
ジャブラッドと同時にいる場合が絶対にジャブラッドから使ってください。公開領域を増やしてから蘇生します。
墓地から出した場合は自身も殴れます。2点SAです。
「相手プレイヤーをアタックできる」なので攻撃誘導系のカードは貫通できます。戦鬼の頂ベートーベンは「相手のクリーチャーは自分をアタックできない」なのでアタックできません。涙を流しながら命乞いしてください。
ループパーツ兼メタクリです。
1~2枚採用になると思います。確定枠は1です。
レインを採用している場合3ターン目にメタクリとして出すことがあります。これ一枚でドリメのトリガーは完封できます。
盾落ちしていることが稀にあるので回収できるカードがあるときは1枚でも良いかもしれません。
ループフィニッシャーです。
こいつもデッキの枠次第で変動します1~2枚でしょう。確定枠は1です。
2枚手札に来たときは1枚手出しすることがあります。脳死で埋めると痛い目を見るので気をつけてください。
かなり器用な一枚で一人で色々こなせます。一応コマンドです。
宣言する数字は後述する対策の項で書いていきます。
採用圏内の初動や低コスクリーチャーについて
大体の場合この中から採用していくことになります。
他にもいいカードあれば教えて下さい。
1コストのハイパーモード持ちです。
主にシックル=シークとセットで採用するカードになります。
毎ターン墓地を肥せるシステムクリーチャーです。
制約付きですが殴れるブロッカーというのも非常に偉いです。
初動枠というよりも上振れ枠という側面が強く一枚で頑張れるカードではないです。
このカードを入れる場合は構築を寄せるのでかなり環境に左右される1枚と言えます。
神の一枚です。
かなり汎用的な初動札です。
いらないカードは墓地へ、欲しいカードは山上に固定できるので無駄がないです。
試合プランの組み立てがやりやすくなるので黒単を触り始めた人におすすめできる一枚と言えます。
困ったらこれを入れておけば概ね問題ないです。
初動枠のリソース札です。
クラジャ環境やループが多い環境などの盾が意味を為さない環境のときに輝く一枚です。
効果は全て強制効果なので忘れると警告がつきます。
僕は前科一犯です。
後述する秩序の意思と相性がよく採用する場合はセットで採用してあげたいです。
ドローではないのでヴァミリアには引っかかりません。えらい
今の環境的には盾も大切なので少し採用しにくいです。
2コスのギリ初動枠です。
アガルームとセットで採用される一枚です。
効果は任意です。
これとジャブラッドが盤面に居るとシックルがアタックするだけで墓地が5枚肥えます。それなりに使います。
余計な1文のスレイヤーがついておりこれを活用して相手の面を取ったり、タップしていても殴り返しがされにくかったり至れり尽くせりです。
これ単体で採用されることは無いと思います。
ブラッドレイン兄弟です。
基本的にはReのほうが優先度は高いです。無印はReの5枚目以降と考えてください。
デッキの中の4コストのバリューが上がってくると採用候補になります。
主にマーダンロウやアビスベル=ジャシン帝ですね。
ジャビビル以外の4コストの枚数が6枚未満だと採用しないと思います。
GSが非常に偉いです。
各ターンの1体目しか軽減しないので間違えないように。
アビスの初動といえばの1枚ですね。
困ったときはこいつで問題ないレベルで強力です。
cipの墓地肥やしが地味に偉く3ターン目でジャブラッドと並んでいるとこいつに除去耐性を付与できつつ墓地を1枚残せます。
メタ範囲が相手ターン中のみなことと破壊なので耐性で耐えられます。
とはいえメタクリとして最低限の能力は持っているので一定のデッキを牽制できます。
ファイアーバードで採用されているのでこいつの顔を知らない人はいないと思います。一応アビスです。
強制効果です。
サーイ=サイクルと違ってターン終わりなのでハンデスされます。悲しい。
ドローなのでヴァミリアに引っかかります。
なに????
でもターン終わりなので忘れることは無いと思います。
ファイアーバード偽装はできます。
サーイの5枚目が欲しかったら採用すると思います。
自由枠について
一応思いつく限りあげたのですが抜けはあると思いますのであったら教えて貰えると嬉しいです。
殿堂カードです。
1枠困った時に入れることが多いです。
こいつは実質山を39枚にしてくれます。
手札の不要牌を墓地に落とせます。
シャッフや百発人形がそれに当たります。
シャッフを出すためにマナに埋めたりと器用な一枚です。
黒単アビスは墓地を肥やす手段が豊富なので基本的に腐ることは無いです。
ループパーツです。
採用するならピンだと思います。
たまに手札に何も無い時に手からも投げます。
こいつがいると盾1点からハンデスのループができます。
基本的にマーダンロウとの選択になると思います。
最近はマーダンロウの方が強いのでそこまで採用されないかなとは思います。
低コスの枠に入れようか迷いましたがこちらへ。
ブルームよりも範囲が広くなった代わりにアビスではなくなりました。
環境によってはかなり採用圏内のカードだと思います。
GSが地味に偉いです。
ブルームを積む構築を使う際にこちらとの選択になると思います。
現状はこちらを優先的に積むことはなさそうです。
フィニッシャーです。
殿堂カードです。
色以外優秀な一枚です。
シャッフと単騎が揃うと大抵のデッキを封殺することができます。
現在はループでEXWINできたりそもそもシャッフだけで事足りることが多くあまり採用しません。
ただカードの制圧力は高く、黒単アビスを触りはじめの人やループがあまり好みではない人は採用しても問題ないです。
ループフィニッシャーです。
採用するなら1~2枚でしょう。
書いてあること全部強いです。
地味に嬉しいSトリガーとブロッカーがついています。
除去範囲が広くエレメント除去なのも嬉しいです。
デッキの枠に余裕があれば採用したいなぁといったところ。
優先して捩じ込む程ではないです。
クリック等があるとループの証明が面倒なので気をつけてください。
5枚目の漆黒深淵です。
少し前に話題になったカードですね。
盾落ちケアができる優秀なカードです。
破壊できるクリーチャーはアンタップ状態のみなので気をつけてください。
破壊のコスト制限がなく、自身の墓地も参照しないので痒いところに手が届きます。
鬼タイムが発動するとVTをケアできます。あまり意味はありません。
一枠余ったときなんかに入れてあげると活躍するのでかなり偉いカードです。
2枚以上入れるかと言われたら多分そんなことはないです。
仕事人です。
2~3枚で採用されると思います。
主に使うことになる効果は墓地リセットになると思います。
ゴスペルに対して一枚でゲームを決められます。
マーシャルに対しても一定の効力は発揮します。
ミラーでも強力なカードでミラーになったらケシカスが入ってないほうが負け越します。
山上2落下も普通に強く最低限の仕事はこなしてくれます。
あと少しでパーツが揃ってターンが帰ってこない想定のときなんかに祈りながら投げます。
あとは初動が何もないとき…
アビスラッシュも持っているので比較的ゲームに絡ませやすいです。
重要なので忘れないでください。
令和版トリッパーです。
環境が前のめりになってきたときなんかに採用候補に上がると思います。
ピンで採用するというよりはできれば引きたいカードのなるので3~4枚が無難です。
先行を取れたときのパワーが凄まじく実質EXターンです。
3ターン目か4ターン目にビックアクションを取りたいデッキが多いときに真価を発揮します。
マーシャルにはそんなに意味ないです。
ハイパーモードもなぜか付いていて6000になるのでVTがケアできます。
VTが飛んできそうな山相手には忘れずにしましょう。
アタックするときにハンデスができるのでハンドの枚数にもよりますが、邪王門相手とかにはこいつから殴ったりします。
個人的にはかなり好きな一枚です。
メタクリ兼フィニッシャーです。
採用するなら1~2枚でしょう。
置換効果かつターン制限がないので相手のSトリガーをケアできます。
自分も効果範囲に入っているので展開の最後に出してください。
色も最低限の黒が入っているので初手であればマナに埋められます。
デッキの都合上多色のカードはテンポロスに繋がることが多いのであまり採用したくないです。
ピーピングハンデスです。
採用枚数はデッキや環境によりけりだと思います。
2→4の動きで出したり、ループのフィニッシュで全ハンデスしたりと用途は様々です。
現環境でいうとファイアーバードやマーシャルを筆頭に刺さるデッキが多いです。
スレイヤーを持っているのでバルピアをしばけます。
シビルカウントも強力でVTやラフラブを使うと脳汁が出ます。
これはカードならなんでも対象に取れるので相手の墓地のキーカードを山に返すことだけを目的に使うこともあります。
ハンデスは腕が出ます。今後の自分のプランを考えながらハンデスしてください。目先の有利に気を取られると案外足を掬われます。
除去カードです。
採用枚数は2~4です。
コマンドの少ない最近の環境では封印が最強の除去手段になります。
サーイとセットで採用されることが多いですね。
Sバックは盾が手札に加わればいいのでサーイの効果で闇のカードを加えることができたら、そのままハンドから唱えられます。
このカード単体でも採用圏内で黒単アビスの積み盤面を一枚で解決してくれることがあります。
前環境では覇ロードなんかを封印していました。
現環境でもバルピアを封印できたりと役割はあるのですが、無理やり入れるほどではないです。
このテーマの顔です。
採用する場合は1~3枚だと思います。
4コス7000ブロッカーという意味わからないスペックをしています。
墓地のアビスにアビスラッシュを与えるシステムクリーチャーで効果モリモリです。
除去耐性もついていて非常に偉く、これは手札の不要牌を捨てることができ単純なデメリットになりにくいです。
百発やシャッフを手札から墓地に落とす手段はほぼないので覚えておいてください。
墓地さえ伸びていればこれ一枚でフィニッシュまで持っていくことができるのでジャビビルが除去されやすい対面なんかだとこっちのほうが優秀な場合もあります。
VTが飛んできやすかったり、場持ちのいい生き物が欲しいときに採用することが多いです。
おもちゃです。
超CS前後の環境では活躍していました。
採用するならできれば間に合わせたいので2~4枚です。
主に3000ラインの除去耐性持ちメタクリを焼きたいときに入れます。
ポッピ・冠・ラッキーくらいしかいませんが….
ファイアーバードに勝ちた過ぎて入れてました。使用感は良かったです。
シェア率が30%超えたら採用を考えます。
おまけのハンデスも嬉しく2アド取る事ができます。
ハイパーモードギミックとセットで採用することになると思います。
ハンデス要因です。
採用する場合は1~3枚だと思います。
デッキ内のハンデス札を増やしたいときに採用します。
アーテルとは異なり、除去よりも蘇生が先にあるのでメタを喰らいます。
墓地から唱えられるのでゲームに絡ませやすいのはこのカードの良い点です。
相手のミスを誘発できる良いカードではあります。
このカードを上手く使おうとするとロングゲームになると思うので難しくなります。
僕は苦手なのであまり使わないです。
受け札です。
現状はガレックがいるので優先してこちらを採用することはないと思います。
ガレックとの差別化点としては漆黒深淵から蘇生できること、コスト5まで蘇生できること、本体がブロッカーなことですかね。
6コスなので手から投げることもできます。
それなりに出します。
一応コブラをアーテルの代用としてループできます。アーテルを墓地に落とすまでのループしかできませんが。
コマンドです。
初動札兼準フィニッシャーです。
採用するなら2~4枚になると思います。
上面は主に邪侵入を連打します。
相手のカードも選べるので状況に応じて色々選択肢があります。
下面は制約付きピーピングハンデスです。
2コストとしては破格の性能をしています。
3コスト以下なので現環境では抜くカードに困ることはないです。
こいつの最大の弱点が多色なことです。
黒単アビスにおいて多色は本当に扱いにくいです。
今後強い3コス呪文が増えたら採用するかもしれません。
受け札です。
採用するなら2~4枚だと思います。
環境にトリガーメタが増えてきたら採用します。
タマシードなのであらゆるロックを掻い潜る事ができます。
蘇生効果も強力で黒単アビスの強いカードは4以下が多いので大抵のカードは蘇生できます。
破壊してから蘇生するので比較的メタも喰らいにくいです。
一応コマンドです。
受け札です。
採用するなら1~4枚です。余った枠に受けが欲しかったら入れるカードになります。
SSTで踏ませたらこれ一枚で世界を変えることができます。
普通に踏ませても-3000を三回ばら撒けるのでかなり強いです。
パワーが2000しかないこと、9コスで重いことが弱点になると思います。
受け以外の性能は皆無なので環境に赤単みたいなデッキが流行らない限り優先して積むことはないです。
受け札です。
採用する場合は2~4枚です。
現環境の最強Sトリガーです。
ファイアーバード対面でこれを一枚踏ませるだけで大体勝ちます。
ポッピ冠を除去できることや、墓地肥やしで公開領域を広げられたり、最後に蘇生が付いてるので一枚でやりたい放題できます。
このカードもスパイナー同様受け以外の用途はないですが、これがないとファイアーバードに勝つことはあまりないです。
蘇生先はジャブラッドか漆黒深淵になると思います。
各対面の有利不利やプレイ方針
ここでは現環境でよく見る各対面の有利不利やプレイ方針について述べていきます。
他に追記してほしい対面などあればコメントやDMでお願いします。
物によってはかなり浅くなってしまうかもしれません。ごめんなさい。
ファイアーバード 不利
ポッピ・冠・ラッキー、ハンプティ・ルピアが重く不利対面です。
たまに入っているコッコ・武・ルピアもきついです。
基本的には盾からガレックを踏ませることで勝つことが多いです。
先行の場合はハンプティをケアしながらタマシードを並べていきます。
常にハンプティにケアを忘れずにコストが被りそうなら必ずマナに逃がしましょう。
ハンプティと冠でコントロールされるのが一番きついのでそういった展開にならないようにこちらも早めに詰めます。
詰める段階まで行くことができたら基本的に負けることはありません。
シャッフで4を宣言しながら過剰打点で殴るだけです。
GS等で止まっても百発人形が立っていて4を宣言できていたら返しで負けることはありません。
マーダンでハンデスするカードは間に合うならハッター・ルピア、そうでないなら冠やハンプティ、バルピアレスクを落とすことが多いです。
青黒コンプ 有利
フィニッシュまでの速度がこちらのほうが早く、ループできるため有利対面です。
ガレックを抜いている構築だとコンプ側が同期の妖精とオニカマスでビートしてくるプランを取られたときに少し苦しいです。
ジャブラッド1枚ではオニカマスがいるときにループできないのでジャブラッドを2体以上並べる必要があります。
余裕がある場合はジャビビルを先に出してハイパー化しておくことで相手のVTをケアすることができます。
カレイコの黒像は関係ないです。放置してください。
シャッフの宣言は1→7→5or4です。
コンプがいない場合はインパルス下面ケアで7からで問題ないです。
5か4の選択は場にアーテルがいたら5いなければ同期下面ケアで4です。
マーシャル 不利
クリーチャートリガーがあり、詰める際お祈りポイントがあります。
速度も相手のほうが早く、こちらの準備が整う前に56されることもしばしばあります。
この対面はマーダンロウで相手のマーシャル・クイーンを抜いて遅延していきます。シビルカウント達成時はこちらもマーシャルを使うことで暴れられます。
アーテルの効果は相手の5マナまではなるべく進化元を潰していきます。
アトランティスをケアするためになるべく墓地を増やしてからアタックすることを意識してください。
ケシカスを採用している場合はループの何処かで絡めてガレックをケアしてください。
百発人形もこちらがターンプレイヤーであればそれなりに機能します。
シャッフの宣言は7→5→4→3です。
7はインパルス下面、テックです。5は超帝王タイムです。
受けたくないトリガーから宣言して最後にシクミや邪魂を止めます。
ドリームメイト 微不利or有利
ここはブルーム=プルーフの採用によって大きく変わります。
採用している場合は有利を主張できます。
現在の主流は採用しない型なので採用しない場合で解説します。
マッハファイターで上から踏まれて効果が起動するのが一番渋い展開になるので、2ターン目は手札にジャブラッドや漆黒深淵が見えている場合はプレイせずにタマシードを展開していきます。
アビスベル=ジャシン帝が入っている場合はこれを出すのも強力で墓地をリソースに変換できるため、リソース勝負になった際に勝つことができます。
ループまで入ることができた場合は、百発人形だけでほぼ完封できるので負けることはないです。
シャッフの宣言は8→5。プワソンもラビシェフもいなければもうなんでも好きな数字を宣言してください
アナカラーマルル 有利
キルターンがこちらのが早いかつ、こちら側は相手の受け札をケアできます。
ただ相手側のガイアッシュ・カイザーは常にケアしなければならないです。
邪侵入はなるべく打たずに進行していきます。
蘇生先がタマシードならガイアッシュは反応しないので唱えても良いものとします。
また墓地にジャビビル等が見えていてそのままループまで入れる場合も問題ないです。
対面が7マナに到達する前にアビスベルを立ててください。無理な場合は盾に祈りながらクラジャのジャスキルに耐えるしかないです。
意外と雑パンチも通ることが多いので頭に入れておいてください。
1点目でGSをもらうと渋いのでなるべく漆黒深淵からアタックしてシャッフまで繋げられればベストです。
シャッフの宣言は4→5→7です。
深淵の逆転撃とパーフェクトダークネスを止めておきます。
盤面にCRYMAXジャオウガがいる場合は絶対に7を宣言してください。
ジョーカーズ 微有利
2ターン目までにベイビーポンの助を引かれたら不利、引かれなければ有利です。
この対面は漆黒深淵を優先的にプレイしていって面を捌いていきます。
ポンの助は1コストなので墓地0から処理できます。
アビスベルが立っていると相手の打点が足りなくなることが多いです。
低コストジョーカーズは王道ジョニーがいてもパワー7000に届かないのでブロックして大丈夫です。
2→4→5で動いたときは基本的には負けることは無いです。
マーダンロウでは各種ジョニーを落として行けば問題ないです。
優先順位は 王道→夢→Final です。
パーフェクトジョーカーズ1枚でジャブラッドが消されてしまうので注意してください。
効果無効→山下です。
受けも厚いわけではないので、相手がもたついていたら案外ジャスキルが通ります。
シャッフの宣言は6→4です。残りは盤面に応じて5や11、10、7を宣言してください。
ループ解説
いくつかのループパターンを載せていきます。
なにか新しいルートが発見されたら追記します。
初期盤面
盤面
漆黒深淵、百発人形、ジャビビルブラッド、闇のクリーチャー何でも
墓地
アーテル or c0br4
ループ
漆黒深淵アタック時効果→アーテル or c0br4蘇生
↓
百発人形効果→アタック中の漆黒深淵を破壊してアタックキャンセル
↓
アーテル or c0br4効果→漆黒深淵を蘇生
↓
百発人形効果→アーテル or c0br4を破壊
↓
初期盤面へ
以下繰り返し
これにより漆黒深淵の1枚落下、アーテルの場合は任意の効果1つ、c0br4の場合は2枚落下でそれぞれのcipを自由に使うことができます。
フィニッシュ
これによりアーテルの効果を任意の回数使うことができるのでウォカンナ、マーダン、特攻、単騎、シャッフなど思い思いのクリーチャーを出して相手を詰ませてください。
LOケアループ
盤面
漆黒深淵、ジャブラッド、百発人形、ジャビビルブラッド、闇のクリーチャー何でも
墓地
アーテル
漆黒の深淵アタック時→アーテル蘇生
↓
百発人形の効果→アタック中の漆黒の深淵を破壊してアタックキャンセル
↓
アーテルの効果→漆黒の深淵と好きなクリーチャーを蘇生
↓
百発人形の効果→アーテルとジャブラッドを破壊→ジャブラッドは墓地を4枚山に戻して場に残す
↓
初期盤面へ
これにより漆黒の深淵の墓地1枚肥やしで山札が3枚増え、盤面に1体増える状態になっていますが、墓地にクリーチャーがいなかったり、墓地に4枚ないと不可能なので無限ではなく有限になります。
盾1点ループ
盤面
漆黒深淵、ジャブラッド、百発人形、ジャビビルブラッド、1点のクリーチャー
墓地
アーテル、特攻、カード4枚
1点のクリーチャーでプレイヤーへアタック
↓
漆黒の深淵アタック時→アーテル蘇生
↓
百発人形の効果→アタック中の漆黒の深淵を破壊してアタックキャンセル
↓
アーテルの効果→漆黒の深淵と特攻を蘇生
↓
特攻効果→自身を破壊し割った盾をハンデス
↓
百発人形の効果→アーテルと1点のクリーチャーを破壊
↓
漆黒深淵アタック時→アーテル蘇生で漆黒深淵のcipにより山札を1枚まで減らす。
↓
LOケアループを行い1点のクリーチャーを出す。
これにより1点とハンデスを繰り返すことで安全に相手のハンドを刈り取りながら詰めることができます。
Q&A
DMやリプで質問がある度に更新、共有していきます。
マーシャルに有利取るには?
ウォズレックとケシカス増やしたら勝ちやすくはなると思います。
ケシカスの墓地リセットでパーツ戻してウォズレックでマーシャルや邪魂転生、進化元を抜いて遅延できます。
やはりこれも多色が増えることがネックです。
ブラッドレインからのマーダンロウで頑張る方が他のデッキに対しても有効で現実的です。
ケシカスはかなり相性も良く他のデッキに対しても刺さるので2枚くらいあると良いです。
DGパルテノンキツくない?
きついです。
ただ現状パルテノンを採用しているデッキに対してはシャッフで頑張れると思います。
ジャビビルが出ていれば数字を2つ宣言できるのでそれで何とかするしかないです。
具体的にはなるべくクリーチャーを盤面に貯めてから漆黒深淵からアーテル蘇生してシャッフ出しで詰めると思います。
3枚積みと4枚積みの基準って何?
これは単純でゲームに2枚絡めたいカードは4枚、1枚あれば成立するカードは3枚です。
ジャビビルであれば1枚あればそのままリーサルまでいけます。
逆にジャブラッドはオニカマス等のメタクリーチャーを出された上でループするために2枚目が盤面に必要なので4枚欲しいです。
特攻とマーダンロウの選択基準は?
ピン投の場合これは7割くらい好みです。
詰め切る際により強力なのが特攻、手から出せた際に強力なのがマーダンロウです。
特攻は呪文も落とせるのが強みです。
マーダンロウはピーピングできるのが強みになります。
各々使ってみて合う方を採用してあげてください。
ジャビビル4枚入れたい!!!
僕の使用しているレイン型のリストの場合はガレックを減らして増やしてあげてください。
マーダンロウやアビスベルも同様です。
GSやアタック後のクリーチャーを出し直すにはどうしたらいい?
LOケアループのジャブラッドの置換部分を置換せずに破壊して出し直してあげてください。
そんなに難しいことはしないのでやってみていただけたらすぐに理解出来ると思います。
GSを食らった漆黒深淵を動かしたい気持ちは良く分かります。
黒単アビス高いよ💦
廉価版リスト追加しました。
CSで使う程では無いですが、回していて面白いかつ爽快なデッキになってます。
興味あるけど手を出しにくかった方は良かったら使って見て下さい。
最後に
ここまで読んでいただいた方お疲れ様でした。
今後も環境に合わせたリストや対策などは追記していくつもりです。
DM等で寄せられたQ&Aは匿名にさせていただいて追記していきます。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
今後の追記や別デッキのnoteでお会いしましょう。
ここから先は基本的に感想になるので読まなくていいです。
一般DMPが思う相性の良さそうなおもしろカードなんかも書くかもしれません。
ここまで読んで100円払っても良いなって思った方は投げてくれると嬉しいです。
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