Cocoa Scripting Course #8 File path Processing完成
Pages本を書いていたら飽きたので、書きかけのCocoa Scripting本を完成させました。通算89冊目です。
別れたら次の人、本に飽きたら別の本
1人で執筆からデザインからレイアウトからすべて行なっていると、作業が途中でストップするのは、すべて自分の責任によるものです。ライターからの原稿が上がってこないとか、デザイナーからレイアウトが上がってこないとか、そういう文句は、すべて自分に。
ただ、独り言を言ってもしかたがないので、対処が必要です。でも、自分で自分に理由を聞いても、自分は答えてくれません。「自分のことだから、一番よくわかる」という言葉には、自分は同意できません。
「自分のことだから、一番わけがわかりません」というのが正直なところだと思います。
そんなわけで、作業が止まってしまったら、別の本を書くようにしています。「書きかけで作業が止まっている本」というのが、常時5冊ぐらいあります。何か、情けないことを自慢しているような気もするのですが、そういう「挫折ストック」の中から「どの挫折がいいだろう?」と、選ぶことになります。
1,000ページ超になりそうだったので回避
そんなわけで、挫折して途中で作業が止まっていたCocoa Scripting本をすすめてみました。項目出しをして、どの程度の項目になるかを調査。
書くべき内容を全部入れると、1,000ページぐらいになりそうでした。だいたい、このシリーズでは400〜500ページぐらいに収めたいところなので、これでは多すぎです。
さっそく、仲間のところにリストを送って相談してみたところ、「ファイルパス操作」と「ファイル操作」に分けて書くことを提案されました。たしかに、最初からこれらは別々のNumbers書類にまとめておいたので、そうするべきだったのは最初から明らかです。
このCocoa Scriptring Courseなる書籍シリーズを企画したときに、10冊ぐらいの執筆計画を立てました。本書は8冊目であり、初期計画から1冊増えて11冊分になっています。実際には、11冊目以降も書くことになるでしょう。
再挫折は全力で避けたい
さて、途中で作業が止まっていたCocoa Scripting本を書き出してみたのですが、ページの中に「些細な挫折ポイント」が転がっています。
こうした1つのページの中で、一番大変なのはどこでしょう?
こういう、追加説明文とか図や表のタイトルです。途中で「こんなに悩むんだったら、削除してしまえ!」と割り切って削除した箇所もありますが、こういう細かいところが一番大変です。別に、追加説明文みたいなものは自分で考えなくても、Chat GPT的なものを利用して生成してもよさそうです。
本書はKeynoteで作っている電子書籍なのですが、ファイルサイズがどの程度になるかについても、気になります。電子ブックストアによっては、1つのファイルの上限が100Mバイトぐらいだったりと、大きすぎる本にはそれなりのリスクがあります。
なので、いろいろファイルサイズを圧縮できないかと試すことになります。
実際に圧縮(PDF圧縮)してみると、途中のページの画像が抜け落ちたり、背景が透明指定してある画像の背景が真っ白になったりすることがあるので(涙)、実際に試して危険がないかを確認する必要があります。
そんな、かるーい挫折から生まれた本なのです。