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Cocoa Scriptingの解説書シリーズ「Cocoa Scripting Course」続刊検討

AppleScriptからCocoaの機能を利用して、強力な処理を行うべくAppleScriptから見たCocoaの解説を行う電子書籍シリーズ「Cocoa Scripting Course」を企画し、執筆してきました。すでに9巻まで書き上げています。


Cocoa Scripting Course


これまでに、9冊を書き上げ、11巻までの計画を立てていました。1巻を上梓したのが2021年3月のことだったので、そこから4年かけて9冊を(他の本も書きつつ)書いたことになります。

10巻目の「NSAttributedString」には着手しており、基礎的なAPIの呼び出しサンプルをすべて書き上げたところです。

よくある、AppleのWebサイト上に掲載されている、

のようなAPIリファレンスのフォーマットではなく、

実際に、すぐにさわって実行できるAppleScriptのサンプルであるとか、各APIについてもパラメータがわかりやすいように丸つき数字で表記しています。地味に、パラメータ数が増えるとこの形式が読みやすいところです。

さらに、これらの機能をもちいた高度な処理を行うプログラムについても紹介しています。NSAttributedStringというと身近な感じがしないかもしれませんが、HTMLやMarkdown書類を読み込んで書式つきテキストに組み立てる機能であるとか、書式つきテキスト同士の検索や置換。

その他、実用性のある処理サンプルをいろいろまとめているところです。

11巻までの計画を変更?

当初、11巻までの計画を立てました。ほぼ、計画どおりに執筆しているわけですが、「本当に11巻でまとまるの?」とは思っています。

まとまりはするのですが、11巻というのは「キリがよくない」数字です。せめて12冊とか。

ウィンドウとかボタンやメニューといったGUI部品をScriptから生成して利用することがあるので、このあたりの情報をまとめて1冊になりそうな感じがします。まだ、検討段階ですが……。

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