NO xxxxx, NO LIFE.
ぼくは生粋のタワレコファンである。(正直に打明けるとHMVに浮気していた期間が3年くらいあった。)タワレコに行くと、そこにはいつも”NO MUSIC, NO LIFE”という必殺のコピーと共に、旬なミュージシャンのポスターが飾られていて、彼らが発する短い文章にムムムと思わされる体験を何年も前から続けてきた。
トップの写真は前回タワレコ渋谷店で、ヒッキーの新譜他2枚のCDを購入した際に、思わず買ってしまった本。タワレコに張られていた”NO MUSIC, NO LIFE”のポスターになった写真とメッセージをまとめた書籍の第2弾だ。
知ってるアーチストは実は半分くらいだけなんだけど、音楽が好きで好きでたまらない人しか載っていないので、基本的に音楽大好き人間にはすごく刺さるメッセージがページをめくる度に現れる。
”NO MUSIC, NO LIFE” このコピーが誕生したのは23年前のことだそうだ。情報の旬が短くなって久しいこの時代に、20年以上も生き延びているコピーはそうそうないだろう。
”NO xxxxx, NO LIFE" 二重否定は強い肯定を表す。たしか中学時代に習った気がする。”xxxxx”に入る言葉は自分にとってかけがえのないモノならなんでも良さそうだな。
FAMILY:親がいなけりゃこの世にいないし、妻や子どもたちにも会えなかったのだから当然か。
NATURE:これも当たり前か。
BUSINESS:仕事… ぼくは労働力を会社に提供し、対価としてお金を貰っている。お金がなければ生きていけないから、これも必要には違いない。けど働く量はどうなんだ?意外と「絶対不可欠」とは言い切れないな、ビジネスは。
TENNIS:これは限られた人だけど、ぼくはテニスから多くのことを学んだし、テニスコートで一生を終えるのも悪くないと思っている。
ぼくの結論。”xxxxx”に入るのは、衣食住以外では、仕事よりも絶対辞めたくない趣味の方がしっくりくる。多趣味な人は無趣味な人よりきっと幸せ。趣味と仕事を結び付けられている人もきっと幸せ。
明日はテニスの草トーに行ってきます。