空白、余白、白紙の魅力を考える
クリエイティブな人にとって、真っ白な紙は魅力的なアイテムなのだろう。
目の前に広がる紙を前にして、どんなことをイメージする?
絵画、文章、詩、デザイン画、メモ、何を描いても構わないし、折紙がわりにして立体的な物体に仕立てても構わない。
ぼくは新しいノートやレポート用紙、メモ帳なんかを購入する時、いつ使い終わるのかな、とか、どんなことを書くのかな、なんてことを考え、口角をほんのわずかに上げるのだ。
似たようなシチュエーションを考えると、PC・タブレット・スマートフォンなんかも近しいものがある。どんなソフトやアプリを入れようかなとか、どんな写真を撮るのかな、なんて事をイメージする。
もっともこれらのガジェットは、新しく購入というよりも「買い替え」である事が多いので、「今の機種から引き継ぐ」ことで、自由な領域の半分くらいが埋まってしまうことも珍しくない。便利さは時として人の小さな幸せや感動を阻害する。
ぼくは【不便益エバンジェリスト】を名乗っているので、「空白・余白」という一種の不便さがもたらす利益について考えてみよう。
【不便から得られる益8種】で考えると以下の3点が該当するのではなかろうか。
・工夫できる ・上達できる ・俺だけ感がある
このところ、つまらないことは機械にやらせ、ちょっとでも面白そうなことのうち、自分でできることは何でも自分でやろうと思っている。買い物をする時、「空白・余白」があるものを意図的に手にとってみてはいかがだろうか。あなたのクリエイティビティが向上するきっかけとなるかもしれないよ。
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