生の音楽
音楽界では一緒に練習をする事を
「合わせをする」と言います。
音楽家としての活動はまだ苦しい状況が続いたままですが、久しぶりに長年一緒に演奏をしているメンバーと"合わせ"をしました。
これこれ!生のアンサンブルってこれだ〜!と、肌感覚の対話が楽しめました。
音楽はエネルギー体だなと。
同じ空間で、音楽の波動や呼吸を感じ取って
合わせる。
昨年多くの音楽家が挑戦したリモート演奏の場合、同時に演奏することは難しく、多重録音で1人の音に次の人の音、またその上に次の人の音…と付け足していくという方法を取るのですが、同時に音を重ねるから「合わせ」なのであって、そもそものアンサンブルの形が取れません。
社会全体でリモートが余儀なくされた中で、研究がますます急ピッチで進み、その進化にも期待は大きいですが、生でしか生まれないものもありますね。
本物に触れる
肌感覚の感動
音楽をした!いう喜び
奏者の私たちはもちろん、お客様や特にこれからこの感動を知っていく若者にとっても、大事なことだと思います。
これから先の未来がどんな風になっていくのかはわかりませんが、人と人の力を合わせることでしか出せない魅力や力も
大切にしていきたいなと思います。
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