最近の就活トレンドから見るZ世代の悩みと人生戦略
最近、新社会人らしき人たちをよく見かける。職場にも新人の人が入ってきた。
私が就職活動をしていたのは数年前。今の社会情勢やビジネスのトレンドとは全然違う時代。自分が就職活動をしていた当時と比較して、仕事や企業に求めることは大きく変わったのではないかと思う。
今の新入社員の人が仕事にどんな価値観を持ち、今の会社に辿り着いたのかがとても気になる。そして、これを知ることで働くことに対してどんな考えを持っているのか考えてみたいと思う。
最近の就活トレンドは意外と安定志向
意外にも将来的に転職を視野に入れている学生が多い。志望する業界も金融やメーカー、ITと堅実な感じがする。
また大手志望が復活してきているらしい。「やりたい仕事」よりも「安定している」を重視する傾向にあって、安定志向なんだなあという印象が強い。
最近は学生時代から起業を視野に入れているだとか、若い内はベンチャーで経験を積むんだというイメージがあったが、どうやらそんなこともないらしい。
就活生の悩みはいつの時代も多分同じ
就活に関する一連の調査見て感じることは、大部分の学生が「結局なにをしたらいいのかわからん。」と思っているのではないかということ。
終身雇用は崩壊したと言われて結構経っている。確かにずっとは続かなそうだけど、「はい、今日で終身雇用終了です!」といきなり終わる未来も想像がつかない。自分の世代まではギリギリセーフなんじゃないだろうと思ってしまう。
他にもChatGPTが話題になったことからAIが急に身近になった印象がある。AIに仕事を奪われるということは前々から聞いている。流石に自分が生きている内はそんなことはないだろうと思っていたけど、風向きは少し怪しくなってきた。
もし自分がこんな不安定な社会で就職活動をしていたら漠然とした不安で「結局どの会社に行ったらいいんだ…」と絶望していたような気がする。
とはいえ社会情勢やトレンドは変われど、いつの時代も就活生は同じことに悩んでいるように思う。
私の人生戦略
私は就職活動はうまくいった方ではない。そこそこ有名な会社に入社できたものの辛すぎて10ヶ月で辞めた。
それでも今はフリーランスとして仕事ができている。これは読書をし、人に会い知識をつけて軌道修正してきた結果。
働いてみたことで「どんな会社が良いのか?」という悩みから、「どんな働き方をしたいのか?」という考えに変わった。働き方を変えてみて「どんな人生にしたいのか?」という考えに変わってきた。
私は人生はいつでも軌道修正可能なものだと思っている。逆に一回うまくいったからといってその後一生安泰というわけでもない。継続的な努力をしていくことが唯一人生を良くしてくれるコツな気がする。
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