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#6 みおり「ひとつのことに丁寧に向き合いたい」温かいオーラで導く女性

今回のインタビューはこの方

みおり[所属:カフェ部 部長]

・栄養学科1年
・邦楽ロック(BUMP OF CHICKEN)が好き
・インスタに料理専用アカウントがある

最近始めたインスタでは健康的なレシピを発信。大学で勉強している知識を活用し、ビックリするほど丁寧に栄養素について分析している。実は、ギターも弾く。



--なぜ栄養学に興味をもったのか教えてください

小さいころから、食に関する仕事がしたいと思っていました。小学校3年生のときに「海の近くに定食屋さんをつくりたい」という夢ができたりして(笑)。それから、少し勉強をサボっていた時期があって優秀な高校に行けなかったことが、自分の中で劣等感になった時期がありました。しかし、高校で勉強の楽しさを知ってからは、しっかりと学ぶことができる大学に行きたいと考えるようになりました。


--他の職業に浮気をする時期もありましたか(笑)?

服飾や化粧品関係も楽しそうと思うことはあります。ですが、昔から好きだった食に関することから逃れたら絶対に後悔すると確信していたので、これを追わなければ私は無理だなと思い、食に関する仕事に一途になりました(笑)。


--食べることが好きなのですか?

食べることも好きだけれど、どちらかといえば作ることが好きです。きっかけはかなりへんてこなエピソードですが、小学校1年生のときにお母さんと喧嘩をして卵焼きを作り初めたことです(笑)。そのときはただのストレス発散でしたが、それをきっかけに料理に目覚め、小学生のときは毎週月曜日は食事をつくっていました。



--丁寧な暮らしをしているイメージがあります

そんなことないです!正直、やりたいこととやるべきことがぶつかり合っていて…。何か行動を起こしたいけれど行動したら厳しい現実が見えてきて、その状態でモチベーションを保ち続けることは今の私にとって難しいです。そんな私にとって、厳しい現実に打ちのめされながらも、それでもめげずに立ち向かっている人がいるという環境は励みになっています。


--すぐそばにある目標を教えてください

自分のやりたかったプロジェクトを、自分主体で活動できるようになりたいです。ラボの企画としては国際交流会をしたいと思っています。また、人生設計をしていく中で自分が情熱を注げる仕事を生活の中心において暮らしたいと考えていましたが、幸せな家庭を築きたいという思いが強くなってきました。その方が重要なのかなって。
 



--カフェ部として13LABOをどのような空間にしたいですか?

フードメニューがそんなに多くありません、それは学生が運営しているから。でも、たくさんのコミュニケーションが生まれる空間にしたいと思っています。そのために、例えばテイクアウトのメニューをつくること、ラボメンが会議をしているときに軽食を出すこと、同一ビル内にある学童保育の子どもたちやお母さんたちがここに立ち寄って一息つけるような空間にしていくことを考えています!来年は外部との関わりを広げられるようにしたいです。

編集者コメント

ひとつ分かったことは、彼女が「自由だ」ということです。何が自分を不自由にしているか、何が不安にさせているか考えている感じかもしれません。それは一人では生きているという意味ではなく、自分の意思で向き合えるという意味で自由だということ。自由であることは面倒臭くてエネルギーが必要で、私はそれを愛から引っ張り出すべきだと考えています。彼女の風景にはいつも料理がある。毎日の献立を考えるときに誰かのことを思うことや、自分の手でつくりだしたものを誰かに受け入れてもらうことは、とても幸せなことだと感じます。食べることは空腹をみたすとても単純で、尊い作業です。そして、そういうときにこそ人は愛を深めていくのではないでしょうか。

彼女が、楽しみながら自分のスタイルを見つけていくことを願っています。貴重な時間をありがとうございました!

(取材日:2020.12.01)



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