＃11 しゅう「『TIME（英文週刊誌）』の表紙になりたい」ユーモアに溢れた博愛主義者
今回のインタビューはこの方
しゅう 所属：企画部 部長 ・法学部政治学科3年
・フッ軽of the Year 2020 最優秀賞 受賞
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僕はこんな人間です
① 自分の夢は叶う、自分の将来への道は開けていて明るいと思っている
② 気になったら声かけたりして誰とでも仲良くなるし、自ら参加する
③ 自分が好きなことをして生きています
④ 宝くじが一億円当たったとしても、バイトはやめないタイプ
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(ラオスで教育系非営利団体に参加した時の写真)
ーー将来的にどういうことを目指していますか？
「これを目指したい」という目標はあります。それは主に、まちづくり関係です。*シムシティが昔からすごく好きなので、現実世界でも世界中のどこかに都市を作りたいと考えています。イメージとしては、札幌市のような街をゼロからつくる感じです。完成後は関連地域を活性化させて難民や貧しい人たちを呼び込み、SDGｓの問題を解決したいと思っています。それと同時に、俺は10000歳まで生きたいので、長い間生きるための研究もその街でしていきたいと思っています。現時点で後9979年残っていますね！
＊都市経営シミュレーションゲームのこと
ーー子どもの頃から、そんな尊大な夢を抱いていたのですか？
もともとお金持ちになりたいという欲求はありました。ですが今は、資産家になりそのマネーで理想の世界を実現したいと考えるようになりました。お金を暮らしに落とし込むのではなく、所有するところがポイントです(笑)。知名度を求めているわけでもなく、永遠に残るものをつくっていきたいです。
ーー何を“成功”と考えているか教えてください
成功（＝本当の最終目標）は、宇宙に進出かな。宇宙も開拓していきたいです！なぜなら、宇宙を開拓したら戦争がなくなるという考え方があるからです。人間が徐々に宇宙に進出していけば、宇宙での戦争は起こるかもしれないけれど、地球での戦争はなくせるという法則を見つけたので、それを証明したいです。そうして世界中のみんながハッピーになればいいな…。
ーー大金があったら何がしたいですか？
*スターデストロイヤーという宇宙船を作って宇宙を旅したいです。これは、ひとつの町くらいの大きさなので、宇宙船に乗り、船内で自給自足しながら、さまざまな惑星を開拓できるかなと考えていたりします。でも、自分が生きている間に帰れるのか不安だから、自分はそのとき地球から見守りたいと思います。最期は地球で迎えたいという思いもあるかもしれないですね。
＊スター・ウォーズシリーズに登場する宇宙戦艦のこと
ーー人生で大切にしていることを教えてください
個性とアイデアです。個性に関しては、他者と違う部分をけなされても、誰かと歩幅を合わせるつもりはないと思っています。また、アイデアというのは自分のまだ曖昧な部分を修正するためのものです。
実は、数年前まで自分のことも分からないままで人と比べて悩んだり葛藤があったのですが、最近ようやく好きになる方法を見つけることができました。今は、お互いのことを尊重し合える友だちに支えられて充実しています。
読者にひとこと：
「人はそれぞれ違うから、自分自身を受け入れて励んでほしいです！もし話したい人、話を聞いて欲しい人がいれば誰でも連絡してください」
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編集者コメント
コヘレトの言葉 旧約聖書のコヘレトの言葉に、「わたしは知った。人間にとって最も幸福なのは喜び楽しんで一生を送ることだ」という箇所があります。コヘレトというのは、王様で常に空しいという気持ちと戦っていた人物。勉強しても、遊んでも、王様として世界を正しく見極めようとしても、治めようとしても、結局空しい。全てが風を追うような事だと彼は嘆き、コヘレトの言葉はその冒頭から空しさと絶望に満ちた嘆きが続いていきます。しかし、この箇所でついに「自分は神のようにすべてを知り、分かり、治めたいと思って来たけれど、それは無理なのだ」ということに気づき始めます。そして幸福について「わたしは知った。喜び楽しんで一生を送ることだ」と叫ぶのです。
人間の幸福について彼が辿り着いた結論は、あまりにも当たり前で幼稚にさえ見えます。しかし、全ては分からなくても、喜ぶこと・楽しむことが出来るという自分を受け入れることは神様による贈り物だという発見は、コヘレトの毎日を大きく変え、彼を空しさから救ったという話です。私はこの話を信じているけれども、そうではない人の方が多いことは知っています。ですが、ワクワク感は人の心を強くすると知っている人は多いのではないでしょうか。
これからも、自分の意志を誇りに思い続けてほしいと願っています。
貴重な時間をありがとうございました。
（取材日：2020.12.22）