#1 森「野望はアメリカのPresidentになること」常に向上心をもって冒険する開拓者
今回のインタビューはこの方
森[所属:企画部]
・留学予定の19歳
・札幌大谷高校卒 硬式野球部第9期生MG
第71回 秋季北海道高等学校野球大会 優勝
第49回 明治神宮野球大会 優勝
第91回 選抜高校野球大会 初出場
北海道大学を受験するが失敗。落ち込むまもなく、海外留学(海外大学入学) に方向転換。行動理念は目立つこと。
誰もが進む道と独自の道があるのなら、独自の道を進むタイプ。
--自己アピールをお願いします
僕の押しポイントは、「謎の行動力」と「マネージャーをしていた時の経歴(大会の実績)」と「今後の目標(海外留学系)」。特に、日本一のマネージャーになると決めた1か月後の全国大会で優勝したことは誇りです。当時は、新聞と雑誌の記者が毎日ついていました。
--本当に19歳ですか?(笑)では、高校時代の話を聞かせてください
高校2年生の夏までは選手をしていましたが、監督からの打診でマネージャーになりました。それはおそらく、発言力と仕事力とチームからの信頼が誰よりも強かったから。マネージャーはキャプテンより権力があったため、やりがいはもちろん、部活に全てを注いでやりきりました。
そして、北海道大学を目指したのは、周りが一般受験しない環境なので目立ちたかったからです。その要素として、①一般受験をする ②北海道で一番の大学を目指す ことがベストだと思ったので、学校の壁に『森は北大目指します』という張り紙を張ってアピールすることで『森くん=北大行く人』のイメージ作りに成功し、受験勉強から逃げられない状況に追い込みました。
--これからのこと(私生活)を教えてください
主に、留学の準備をしています。留学を決意したのかは、海外と比べた時に海外の大学のほうが面白そうだから。今はカナダに行く予定です。将来は、純粋に新卒採用で東京の会社(経営コンサル系)で働きたいという思いが強く、目標は、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社。理想は、東京の大学院に通いながら働くことです!
--今、あなたがやろうとしていることは何ですか?
1つ目に、バイトをやめて上流階級の方々が利用するサービスのあるお店に突撃して、雇ってもらうこと。2つ目は、東京にある大企業のオフィスにいって「社長様の荷物持ちをやりたいです」とお願いすること。3つ目は、高級住宅街でお散歩しているセレブ夫婦に街頭インタビューをすること。大東京に打ちのめされたいです(笑)。
僕の本気の夢を語らせてください!
森ビルの最上階に住んで、フロア内にオフィスを設けることです (ノートにびっしりと情報が書かれてありました) 。六本木ヒルズレジデンスB棟の最上階が空室で価格はざっと9億8000万 (取材時) 。それを、分割で考えると月500万くらいで、大金が必要なんです。このように、僕の夢には権力と知名力が必要だからより多くの人に自分の存在を知ってほしいです!
--その主体的な生き方はどこで身についたのですか?
中学生の頃はできませんでした。スポーツ盛りの男子が多いクラスで静かな生徒でした。考えが変わったのは高校生のときに、新しいクラスで徐々に自己が開放された感じがあって、気がついたら主体的に生きたほうがいいかなと思考の転換をしていました。そこらへんのことに、今は恥じらいがありません!
--最後に、森くんにとって13LABOとは?
出会いの場です。同じ世代の人と出会える貴重な場所で、とにかく面白いことやりたいという心持ちだけで行動しています。そうして、自分の世界観が変わる出会いがあれば嬉しい。でも、送別会とか自分が主役になることは苦手だから、別れも告げずにこの場所を旅立つかも(笑)。今は、株式会社オガワヤのインターンをしています。
「取材慣れしているのでいつでも話しかけてください!」
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編集者コメント
時間をかけて培ってきた自分の能力あるいは個性を、しっかり見極めてポジティブな形で提示する努力をした。それは、私が今もできないことです。希望を言葉にして口に出し、周囲にキャンペーンをはり、未来を呼び込む。良いイメージを持ち続けることは、良い未来を実現するためにとても大きな力を発揮すると私も思います。一方、私たちにはそれぞれの立場があり、それに伴う利害があり、周囲の目が気になっていく。そうして綻びが生じ、お互いのことを知る機会を逃してしまうことが多い気がしています。だから、恥ずかしいくらいむき出しにした自分自身を相手にぶつける経験は、とても貴いものです。
彼が与えてもらった自由の中で、豊かな人生を歩んで行くことを願っています。貴重な時間をありがとうございました!
(取材日:2020.11.27)