グレーチングの話
自転車に乗っている時に見なければいけない所、気にしなければいけない所はたくさんある。
周りの車両の動き、歩行者の動き、信号や時には伐採されてない草木なども気にする必要がある。
あげたらキリがなく、思い出せないものもたくさんあるが、路面状況なども確実に見る必要があるものの一つ。
路面状況は同じ道路でも必ず同じなわけではなく、濡れてたり、凍ってたり、時にはトラックなどから落ちた砂が広がっていたり…刻一刻と変化する路面状況を瞬時に判断し行動に移す、ある意味”一生勉強”なシーンの一つ。
その中で今日はグレーチングについてフォーカスを当てたい。
グレーチングとは
『造材。溝蓋(みぞぶた、(どぶぶた)や工場などの操作歩道、その他床材やフェンス材など広範囲に使用される。』(←Wikipediaより引用)
つまり、ドブなどを蓋するためのメッシュです。
グレーチングは金属でできてることがほとんどで(それ以外は見たことないですが、一応…)マンホールなどと同様、濡れているとすごく滑ります!
金属が濡れたら滑る…当然ですよね。
スニーカーなどでも滑る場合があるため要注意です。
滑ること(滑らされない為の対処法)は避け方があるので、気が向いたら後日。
もしくは直接聞いてください!←意外と知らない方もいる。
ハマる
滑ることは誰でも予想しようと思えばできるかもしれませんが、”ハマる”ことについてはどうでしょう?
下の写真を見てください。
先日、走行中に発見して撮影したものです。
左のタイヤをご覧ください。
溝に完全にすっぽりとハマっています。。。
実はこのグレーチング、裏表逆に設置されています。
この写真をみると、わかりやすいですかね?
タイヤが完全にハマっています。
グレーチング自体は左側に見える物は正しい向きに設置されていますが、右側は裏表逆に…
これ、大変危険です。
もし気が付かず走行していたら前輪がハマりかなりの確率で顔から地面にダイブすることが予想されます。
顔から落ちると言うことは大きな怪我にもつながる可能性が高いです。
もちろん自転車もタダでは済みません。
前輪は完全に終わると思います。
このような状況を避ける為、走行中は余裕を持って色々な箇所を見ながら走ることをおすすめします。
ちなみに1枚目の写真をよく見ると…右側の自転車はタイヤがはまっていません!
実は左側は25c、右側は28cというタイヤの太さに違いがあります!
クッション性を増し、しなやかな走りの手助けをしてくれる太いタイヤがここでも効果を発揮してくれました!?笑
28c、おすすめですよ笑←違う!
自転車だけではない。
実は、自転車だけではなく、車椅子などもすっぽりとハマります。
ベビーカーとかも危ないのでは?
ドブ掃除の後など、知らずに裏表逆に設置していませんか?
これで困る人、場合によっては命を落とす可能性もあるので、設置する際は気にしていただけたら嬉しいです!
28cでもダメだった場合…
ちなみにグレーチングの向きは合っていても隙間が空いていて、ハマることもあります。
写真はその数日後に走っていた時のもの。
28cでもすっぽりと…😩
本当に危険なので、グラベルロードに乗り変えましょう…ではなく!
未然に防げるよう、”目のトレーニング”もする他、見つけた場合は管理する行政などに連絡を入れてあげてください。
自分は市町村役場などに電話して、関係部署に繋いでもらってます。
が、調べたらこんなのがありました。
www.mlit.go.jp
多分これでいいのかな?←間違ってたらご指摘お願いします、、、
とにかく、道路環境が少しでも良くなるよう願っています!
ちなみに、溝があったからっていきなり避けたり緊急停止などは危険ですので絶対にしないでください!!
あー
グラベルほしい。笑