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万年筆沼にハマりつつある話。いやもうハマっている
はじめに
こんにちは!わちゃです。友人から万年筆に関係する小説を勧めてもらい、読み進めるうちに、すっかり万年筆にハマりつつ・・・いえ、ハマりました。今回はそんな万年筆にハマっていった理由と、現在持っている万年筆、興味のある万年筆の話をしていきます。
影響を受けた本
友人にお勧めしてもらった本は、『メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談』という小説です。大阪・神戸辺りが舞台の現代小説で、関西に住んでいる人なら、知っている地名が出てきます。学生時代の修学旅行で神戸の北の工房へ行った人も聞いたことのある場所が出てくるかもしれません。そんな身近な場所を舞台に、万年筆の修理や調整をするお店の店主とそこに訪れた人々と万年筆との関係性や思いが描かれた小説です。
この本を読み終わった後に、万年筆への考え方が変わりました。
今まで→ボールペンでいいじゃん!
現在→使っていくほどに自分に合うペン先に変わるなんて・・・!まるで本革と同じ!経年変化を感じられるなら、今すぐにでも万年筆を使い始めて、使い続けて、自分に馴染ませていきたい!もっと大事に使っていこう。
と、変わりました。
新しく買った本
すっかり万年筆にハマり、それに合わせて他の書籍も読み漁っていました。
『趣味の文具箱』は毎回読んでいますが、万年筆の文章をじっくり読むようになりました。今までの号も遡って読むように。
持っている万年筆
小説を読んでから、今持っている万年筆を探し出し、全て洗浄しました。今までクリーニングもしたことがあまりなかったので、これを機に丁寧に扱っていこうと決意。全部で7本ありました。そういえば、初めて買ったのはkakunoの初心者用万年筆だったなぁなんて思い出しました。5年ほど前のことです。今はもう手元にありませんが。
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いつも持ち歩いている万年筆はkawecoの回転吸入式。アルスポーツになります。
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低価格帯でクラシックモデルもあります。軸の素材がアルスポーツとは違います。
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本体にインクを吸入するタイプなので、インクボトルを購入することになります。純正のキャラメルブラウンを使っています。
新しく購入した万年筆
今持っている万年筆を愛でつつも、新しく万年筆が欲しいなぁと思い、新たに万年筆を調べる毎日。あまり万年筆に関して、知識もなかったのですが、よく聞く名前の万年筆メーカーを覚え、違いや歴史も勉強。まだまだ途中ですが、この一本が欲しいなぁというものを発見。そして購入しました。
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有名なモンブランというブランドの万年筆。ル・グラン146。149が歴史的にも有名らしいですね。軸が女性の私には太かったので、146を選びました。ペン先はF(細字)。手帳に書くので、EFでも良かったのですが、A5サイズの手帳や日記に書く用途だったので、Fを選びました。
軸のカラーは、レッドゴールドを選びました。ゴールドよりも私にはレッドゴールドの方が肌馴染みがいいかなぁと思い、レッドゴールドに。
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実は、母が昔、持っていた万年筆がモンブランだったと先日気づき、懐かしい思い出を振り返っていました。当時小学生だった私は、こそっと母のケースから勝手に万年筆を取り出し、自室の布団で万年筆を眺めていました。そっとまた母のケースに戻しました。おそらくモンブラン149。白の星マークはしっかり今も覚えています。
母に先日電話して聞いてみると、「今はもう無くして見つからないけど、モンブランだったよ」とのこと。昔憧れていた万年筆を手に入れたいという思い出補正もあり、モンブランを手に取ることに。
これから使い続けて、自分に合う形にペン先が馴染んでいくのが楽しみです。
気になっている万年筆
モンブランの他にも検討していた万年筆があります。NAGASAWA文具店やitoyaの店舗へ実際に万年筆を見に行ったり、YouTubeや書籍で調べるうちに、いくつか欲しいと思う万年筆が。
・ペリカン スーべレーンM400
・セーラー ランコントル万年筆
・セーラー 錦雪
・LAMYの漢字二ブ
あとは、パイロットのカスタム系も気になっています。
おわりに
なんにせよ、今は今所持している万年筆を大事に使い、万年筆の知識もつけたいなぁと思っているところ。おすすめの書籍等があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。コメントにて感想などお待ちしております。
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