靴の各国表記サイズがなんだかわからないのは主に2つ原因があります。
①〜④までで
“1、表記されてる「UK、US、EU、JPN(cm)」サイズの計測の仕方、単位がそれぞれ違う“、について説明しました。
今回は
2、表記されてる「UK、US、EU、JPN(cm)」の単位の1カウント分(1目盛分)のピッチ(等差)がそれぞれ違う
ついてです。
ただ、ピッチ(等差)については前回までの説明に必要だったのですでに何度もでてきてます。
改めてまとめておくと
UK、US、EUサイズとも実は昔使ってた単位が元になってます。それを現在それぞれの国で採用してる長さの単位に当てはめてる感じです。
少しだけ詳しく説明します。
《UK、US表記のサイズピッチ(等差)》
《EU表記のサイズピッチ》
そしてさらに混乱させるのがよくみる「サイズ対応表」です。
《サイズがわからなくなるのは実は「サイズ対応表」のせい?》
『UK、US、EU、JPN表記』をサイズピッチ(等差)で比較してみます。
よくこういうタイプのサイズ対応表を見かけるかと思います。
上記のように1目盛分のピッチ(等差)が違ってホントはこんなに綺麗な対応表になる訳がないです。
靴のサイズ表記がよくわからなくなる原因の一つは実は「無理矢理、整然とつくられた対応表」のせいもあると思われます。(でもしょうがない)
下サイトはこのサイズピッチ(等差)の差を考慮した対応表をつくって「靴のサイズの選び方」を解説してくれてます。
たまにこのような実際のサイズピッチ(等差)の違いを考慮した対応表を見かけます。おぼえるのは不可能に近いので「実際はこういう感じだよ」というのをわかっておきましょう。
ちなみにこちらもピッチ差が考慮された表です。