5. アーグラへGO
うとうとしていると、次の駅から親子孫連れが乗って来た。
またその娘が(子持ちとはいえ)きれいなこと、さすがインドはミスユニバース常連国。
2段目に荷物を上げられなさそうだったので手伝ってあげた。
その後、何度か子供をこちらに差し向け、軽くコミュニケーションをとる。少しは興味をもらっているようだ。残念ながら彼女は人妻の模様。(あとから子供をだしにして写真を撮っておけばと後悔)
でも走る列車のなかはとにかく寒い!寒過ぎる…すきま風だらけだもん、毛布を買わないと凍え死ぬな。
列車のなかでいきなり子供が紙切れを渡してきた。紙切れを読んでみたら何やら寄付をしろとのこと。小銭がないからしようとも出来ないけど新手の方法?もしくはしゃべれないのかな?
アーグラ―に着き、クロークルームを探そうと駅構内を彷徨っていたらツーリストの会社の人につかまる。
クロークルームの場所を彼に聞いて荷物を無事に預ける。
もちろんお金は後払い。(前回、ニューデリーで経験済み)
ツーリスト会社の彼を振り切り、オートリキシャ―を探す。
タージまで30Rsということで乗ったが、結局おつりは持っていないでやんの。100Rsを入り口の店で水を買って崩そうと思ったがまたつりがない!めんどくさいのであるだけの現金を貰ったけど結局水1本40Rs!後で考えてもゾッとした。
そもそも両替の際に小銭を出さないのはグル?と考えてしまうくらいに。
タージのチケット(750Rs.高っ!)を購入するも、土産物屋に付きまとわれる。いつもの感じだ。
土産物屋には買わないの一点張りをとおし、入場しようと試みるもiPodが持ち込み禁止ということで手荷物預かり所に預けることに(20Rs)。Music Playerといったのになぁ。カメラや携帯はOKなのに。再チャレンジするもセキュリティチェックのおやじも苦笑いしてた。
タージ、入ってみたけど、まぁこんなもんかという印象。
もちろんすばらしい建築物だし、外観も写真のまま美しい。インド人も多く、日本でいうと清水寺みたいなところ?
建物の周囲、中をいろいろまわって楽しめたけどひとりだとやっぱり寂しいなぁ。
ほどなくタージを抜け、とぼとぼ歩きだす。
さっそく土産屋に引っ掛かり、暇なんでちと冷やかしに行くかと中に入る。
どれもタージを模した大理石の彫像物だらけであまり興味がわかない。
適当に応対して預けていた荷物を取りに行く。
途中、入る前に遭遇した真鍮細工のおもちゃ売りと再会。
興味があるのであれば買ってくれとせがまれるが、本当にいらないものでごめんなさい、あと女の子も。
地図を見てアーグラ―フォート(城塞)が近いと判断し、歩くことに。
途中、サイクルリキシャ―のおじさんに付きまとわれ、断り続けながら歩き続ける。
アーグラ―城に入る際に振り切り、別れる。
また来ると言っていたような…アーグラ―城に入り(250Rs)見物をするも、さしたるものがなく、消化試合状態。
さぁ、どうしたものか。