天気だけが良かった 2024/12/7
ゴルフに行くために朝4時半に起床した。外は暗く全く朝という感じではない。先輩が自宅まで車で迎えに来てくれて、2時間ほどかけてゴルフ場へ向かう。夜が明けていくに従って天気は悪くなっていった。運転中の先輩は「必ず止む」と何の根拠もなく言っていた。
ゴルフ場に着いて、コンペ参加者と談笑しながらスタート時刻を待っていたが、そこにいた全員が頭の片隅で「このまま雨だったら最悪だ」と思っていた。屋内にいてもとにかく寒かった。コンペ参加者が全員集合して、一言ずつ自己紹介をしている頃、降り続いていた雨は雹に変わっていた。皆が荒天でのプレーを覚悟した。しかしながら、いよいよスタートという時に雲は去り、日が差し始めた。幹事の先輩が満面の笑みで「皆さん、ほら、太陽ですよ!」とでかい声で言った。「とにかく寒い」という件については許容しよう、という空気が流れた。
ゴルフの内容は散々だった。新しいボールを1ダース買って持って行ったが、全部なくなった。新しいボールが最後の1球になったとき、「これが無くなったらゴルフを引退します」と宣言して打った球が、真横の森に消えていった。私は13,000円ほど支払って、カレーライスとサラダを食べ、ボールを計14個失くした。
帰り道は後部座席に座った後輩が寝てしまったので、自宅まで先輩とマンツーマンで話し続けた。NISAとか確定拠出年金とかカネの話が多かった。
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