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お金の不安 〜2つの理由〜

お金は男が稼ぐもの

お金に関して、あなたは不安がありますか?
あまりありませんか?

やや詐欺っぽい書き出しですが。笑

私は婚前まではガチガチ昭和の父と、その後は割と男尊女卑の夫と一緒にいて、働きに出るより家事育児をきちんとこなすことを求められていました。

2人とも
「仕事をして給料を持ち帰るのが男の仕事」
という考えが強かったので、自然と
「私の仕事は家を守ること」
という考えがありました。

だから、もちろんやりくりはしますが、お金について考えるのは私のテリトリーではなかったのであまり考えずに暮らしていました。

父と夫の庇護がなくなって

"庇護"という言葉が適切か迷いましたが、はたから見れば私は父や夫に守ってもらって生きていたんだろうと思います。

夫は何かあるといつも、
「俺の助けが必要なんだろ?」
と、私が夫を頼っていると確認をしたいようでした。

「押し付けがましいなぁ〜」
言いませんでしたけどね、心で思っていただけで。笑

でも、夫と離れて、毎月一定の入金はしてくれるものの、私がお金のテリトリーもカバーしないといけなくなりました。

すると、それまではなんとなく大丈夫だろうと思っていたのに、急に漠然とした不安がつきまとうようになりました。

もちろん家を出る前は、今後の算段を色々と考えてはいましたが。

自分で貯めていた貯金の他に母のバックアップも多少あったこと、行政から受けられる支援なども調べていたので、落ち着くまでの当面は仕事がなくても大丈夫なことは計算していました。

実際調停を行なって、婚姻費用もそこそこ満足のいく金額で落ち着いたので、そこまで不安にかられることはなかったのでしょうが。

これは気持ち的なものだと思いますが、これまでは2人で支えていたものが自分だけになって、「金なら任せろ!」というタイプでもない自分の頼りなさに対しても不安になったんだろうと思います。

うーん、やっぱり不安。

夫婦一緒に暮らしていたら専業主婦でもいいけれど、一人になったのに仕事もしてないって、世間体もそうですけど自分的にも居心地が悪く感じるものです。

別居後少し経って落ち着くと、家で出来ることを条件に、自分が出来て仕事になりそうなことを少しずつ試していきました。

そして時折、生活費の見直しをします。

・賃料
・光熱費
・食費
・日用品
・通信費
・保険料
・習い事
・・・

毎月の生活費は大体おさまってる。
学資保険は、父が子どもたちにかけてくれたものもある。
中学は近くの公立の予定。
高校が私立か公立かでだいぶ変わってくるけれど、、、

何度も書き出しては「うん、たぶん大丈夫」と思っても、
「…なのかな?!」
と不安になる私。

2019年に日本国民を不安にさせた老後2000万円問題。

「一人親という不安に加えて、老後子どもに金銭面で迷惑をかけずに生きていけるのか?!」

答えがわからなくてまた、ただただ不安になる私。

不安は消えないけど、動こうと思う!

・銀行預金だけではもうだめ
・リスクも伴うが、投資をしないことの方がリスクが大きい
物価上昇で、自分の老後には資産価値が半分になっているかも
分散させることが大事

本や動画で資産運用を見てふんふんと思うけれど、わかるようなわからないような。

だけど、積み立てNISAやジュニアNISAは絶対やった方がいいらしい。

そんなレベルでも、試算表に数字を入れたり口座開設の取り寄せしたり、何かしら動いていると前進していると脳が勘違いするのか、ちょっと不安が遠のきました。笑

Youtubeの両学長をご存知の方も多いと思いますが、子どもの口座に100万入れて65年引き出さないようにすると、福利の力で子供の老後に2000万円ほどが用意できるのだとか。
(もちろん絶対ではないですが)

交通事故にでも遭わない限り、今後ますます長生きになると思うのでこういうのは子どものために少しでも用意してあげたいなと思いました。

でも知らないと何も出来ないですから。
やっぱり学ぶって大事ですね。

ゼロ金融リテラシーの私ですが、お金の不安って2つの理由があるんじゃないかと思いました。

ふたつの理由

ひとつは単純に知らないこと。

人間は知らないことを怖いとか不安に思ったりするものらしいので。
めっちゃ柄の悪いお兄ちゃんも、実はオレオと牛乳プリンが好きって聞いたら怖くなくなるような?

これまで金融教育受けたことがないので仕方ないですが、少しずつでも言葉や意味を知ると濃霧が若干薄くなってくる気がします。

すごろくで言うと初めの方なので視界クリアまではまだ遠い道のりですが、全体像を知っていくことで不安も和らいでいくんじゃないかなと。


ふたつめは、自分がどうしたいかわからないこと。

実際の10年後や20年後は考えが変わっているかもしれないけれど、大筋のアタリはつけておいた方が具体的に逆算しやすいです。

老後、私は都心じゃなくていいから日当たりが良くて価格をおさえた物件に住みたい。
死ぬ前に世界一周したいから、そのための費用は作りたい。
(青春18切符みたいなフリーチケットが、割とリーズナブルにあったりするんです!)
基本自炊で、読書や映画鑑賞、たまにハイキングと温泉に行けたら最高♡と思っているので、あまり趣味にもお金がかからない。

予測ですけど、ひとつずつ具体的に数字を入れていくと、逆算して毎月いくらくらい積み立てをしたら不足分が準備できるのかが見えてきます。

この「見える」って本当大切!

多少高くてもインフラが整ってる都心に住みたいとか、趣味のロードバイクにはお金をかけたいなど、個人の趣味嗜好によって生活費もかなり変わってくると思うので多少多めに見積もりつつも、自分の好みは自分がいちばんよくわかっているので、そこまで大きく外れないんじゃないかと思います。

ふたつ目のこの理由は、答えは自分の中にしかないので、今後も定期的に考える時間を取っていこうと思います。

コーヒーを飲みながらあれこれ想像するのって、結構楽しい時間です。

闇雲に不安がる前に、ひとつ目の理由である金融のリテラシーを、今年は意識してあげていこうと思います!(宣言♪)

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