あるポリアモリ男子の愛の定義
さて、このポリアモリなアメリカ人の彼は、愛についてどんなふうに考えてるのか。これまでのおつきあいから理解できてきた彼の愛、を書いてみる。
愛の対象は一人じゃない
彼は、セックスを伴うような愛を、複数に、同時に持つことも自分にとってはナチュラルなんだ、という。親が自分の複数の子を同時に愛せるのと似ている、らしい。それぞれに特徴があり、それぞれに愛おしいようだ。
愛しているから、正直でありたい
大事な人であるからこそ、正直でありたい。正直なそのままの自分を知ってほしい。と思っている。行きずりの恋や、心から愛する別の彼女についても、ちゃんと私に話したい。
愛する人の愛する人も大切
大好きな人が大切にしている人や場所や思い出や思いは、自分にとっても大切なもの。私がサンフランの彼を愛しているから、自分に対しての愛が薄まる、とは考えていないようだ。サンフランの彼を愛している私をそのまま無条件に愛しているのだ、と。彼と、私のどんなところが素晴らしいのか、話し合いたい、と言う。また、私と彼との間のこと、私の彼への思いも、知りたい、と言う。
愛する、とは所有することではない
彼にとっての愛は、無条件に愛すること、なんだという。それは所有する、という感覚とはちょっと違うようで、私が何をしていようと、誰を好きでいようと関係なくて、無条件。そして彼は、愛することはその人全てを独占すること、とは考えていない。自分はこの人が愛しいから、愛を注ぎたい、というような感じ。
愛はその人への唯一無二のスペシャルなもの
人それぞれ愛し合う関係の中に求めていることは違うんだから、よくコミュニケーションしてお互いが2人の間に愛を感じながら生きていければいい。場合によってはその愛、は時間が経つごとに変化したりするだろうから、その都度よく話し合っていくべきもの、と思っている。
コミュニケーションが何より大切
率直に、心の反応や考えていることをコミュニケーションしていくことが大切。それぞれに求めていること、幸せを感じること、絶対に嫌なこと、嫉妬を引き起こしがちな状況や不安を感じがちな状況が違うのだから、常識にとらわれず、僕と、話し合ってほしい、と言う。一般的には、というのは僕には当てはまらないことがあるんだ、とのこと。
さて、理解、できますか?
私はまだ理解の途上かなー。