ポリアモリな人と出会うープロローグ
1年くらい前から付き合い始めた彼がいる。アメリカ人でジムのコーチなどを生業にしてる。細かい経緯は省略するとして、この人は初めて会った時から、自分はポリーだ、と話していた。なんだそれ、都合がいい言葉だな、と思ったのを覚えてる。「浮気するけどそんな俺を受け入れてくれ!」と言われているようで、あんた本気で言ってんの?と思った。アジア人だからって馬鹿にすんじゃないよ、とかとも思った。「親が子どもを愛するのと似ている感覚なんだ」と言われても、なんのことやらさっぱりわからなかった。
この1年、2人の間には本当にいろんなことがあって、それらを経験していく中で、彼のユニークな愛のあり方が、少しずつ、少しずつ、理屈でなく、わかるような気がしてきた。
このNOTEは、あるポリアモリの愛のあり方を垣間見てみようか、という方や、ポリアモリをパートナーに持つ方にとってのなんらかのヒントになればと思って書く。それから、私と彼の赤裸々で生々しい愛の記録として。
今も進行中のユニークでオリジナルな愛のはなし。