恋愛がはじまる、ポリアモリーの彼と。

さて、5回目のデートもビーチ近くの邸宅で、犬を散歩したり、ご飯を食べたり楽しんだ後、彼は改まった口調で、君に興味がある、好きになってしまいそうだ、君のLoverになりたい、と言った。私は私で、今までに会ったことのないようなタイプで興味が湧いてきている頃だった。特に、とても生きづらそうなタイプなのに、どうやって今の立ち位置まで努力してきたのか、このユニークなコミュニケーションスタイルはどうやって築かれたのか、興味が湧いてきていた。そしてそのように彼に伝えた。

彼は、ぜひ前向きにLoverとなることを考えてみてほしい、と言い、関係を深めていくうえで、どんなことを期待し、どんなこと約束するか、をはっきりと口に出した。

1 私とサンフランの彼との関係を尊重することをまず約束する。

2 誠実、オープンなコミュニケーションを約束する。

3 ポリアモリーとして、ほかの彼女との話もできるだけオープンに話がしたい。それを理解してほしい。

4 関係を続ける中で、不安なこと、不満なことなどはコミュニケーションしてほしい。僕からは気になることはちゃんとコミュニケーションするから。話し合う中で心地よい距離感や情報の扱い方を、僕たちらしく築き上げていきたい。

さらに彼は、自分は a man of the wordsであることを決めている、すなわち、言葉に出した約束は必ず守ると決めている。だから、いま言葉にした約束は、必ず守る。とも言った。

こんなことを言ってくる人は初めてで新鮮だった。

そして、ビーチの見える素敵な邸宅で、私たちは、初めてキスをした。中庭のバルコニーから夜空を見ながらのロマンティックなハグと長ーいキスは、私の忘れられない思い出となった。

私たちの甘くてディープでユニークな日々はこうしてはじまった。

#ポリアモリー #モノアモリー #複数恋愛 #恋愛 #オープンリレーション

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?