【UQ mobile】「コミコミプラン+」解説/評価
UQ mobileが11月12日から提供開始する新プラン「コミコミプラン+」を解説&評価していきます。
プラン解説
コミコミプラン+は月30GB(しばらくは「コミコミプラン+
データ10%増量特典」適用で+3GB、計33GB。増量特典終了後も33GB使える可能性あり)、10分かけ放題込みで月額3278円のプランです。
30GB超過後は50GBまでは最大通信速度1Mbpsで通信できます。(1Mbpsで50GB通信できるという意味ではありません。1Mbpsで通信できる容量は20GBです。)
50GB超過後は128Kbpsに制限されます。povo2.0でトッピングしていない時(高速データ容量がない時)の通信速度ですね。
通話時間10分超過後は30秒22円。1100円で24時間かけ放題にできます。24分31秒以上はみ出す人は24時間かけ放題にしたほうがお得です。
評価
まずまず、といったところでしょうか。
他社と比較すると、ahamoが30GB+5分かけ放題で2970円、LINEMOが30GB+5分かけ放題で3960円(20GB未満2970円)、楽天モバイルが無制限+かけ放題(楽天Link使用時)で3278円なので、LINEMOよりは優れていますが、とくにめちゃくちゃ優れているというわけでもありません。エリア(と楽天Linkの通話品質)が許せれば楽天モバイルが一番ですし、通話時間10分もいらん!5分で足りる!という場合は、ahamoが月々310円安くなります。(ただし、ドコモはここ数年、通信品質の問題があります。)
さらには、povo2.0が月換算25GBを2067円で(5分かけ放題を付けても2617円)、月換算30GBを2200円(5分かけ放題を付けても2750円)で提供しています。
(なお、UQ mobileはMNO(大手キャリア)のため、MNOの中で比較しています。
日本通信SIMの方が安い!などと思う方もいらっしゃると思いますが、MNOと日本通信SIMなどのMVNOでは通信品質(安定性)に大きな差があるので比較対象としません。)
けっこう辛口評価してきましたが、「全く契約する価値がない」と主張したいわけではありません。
まず、通信容量ではなく(30GBあれば十分)通信品質を重視する方におすすめします。
最近発表された通信品質の調査でau回線が総合的に通信品質が一番いいとのレポートが出ています。
次に、スマホ・SIM関連が苦手な方におすすめです。
UQモバイルは店舗で契約や相談ができるというLINEMOやahamo、povo2.0にはないアドバンテージがあります。
最後に、Apple WatchやBluetooth通話機能付きスマートウォッチで通話したい方。
Apple Watchやスマートウォッチでは楽天Linkを使って発信することができず、標準電話アプリからの発信となります。
コミコミプラン+は専用アプリを必要とせず(標準電話アプリでOK)、10分かけ放題込みなので少し話が長くなっても安心です。