自問自答ファッション講座の感想〜コンセプトの決定〜
自問自答のファッション講座に行こうと決意した前回。
ただ1つ懸念事項が。
過去自分らしいファッションを探求していたとき、講座に出て講師に「おしゃれにならないのも選択の一つだからね」と目を見て言われた経験があります。
今考えてもこの発言の意図が、私の体型が気に入らないのか、センスが気に入らないのか、住んでいる場所が気に入らないのかがわかりません。しかしその時からおしゃれという言葉は私には縁遠い、マリアナ海溝に沈みました。
おしゃれというよりも、自分らしいファッション、スタイルに憧れがあるだけなんだ…。
こんな経験から文面が優しいあきやさんからも「手遅れです…」と言われないかという不安がよぎります。
幸いネットの海に溺れ気味の自分にとって感想や口コミは大変ありがたいもの。
あきやさんが積極的にSNSで発信することを勧めていらっしゃることもあり、探せば出るわ出るわ講座の感想が。
あ、大丈夫。というより、お願いしたい。ぜひお話ししてみたい!とあっさり受講を決意。
しかしさすが人気の講座。初回は抽選漏れ、運よく1年分の予約受付時に受講のお願いができました。(この時も当落の返信に13時間かかったと書いており、本当に頭が下がる…)
あらかじめいただいた資料や当日のインタビュー表に目を通して、途中で書籍発売のお話があり、確実に手に入れるために初めて本屋で予約したりとあっという間に迎えた当日。
無事に待ち合わせカフェで、noteで見た装いを纏うあきやさんにお会いできました。
記事に書いてあったアイテムをしっかりと愛し、しかもひとつひとつのエモなアイテムの解説まで…。
当初の懸念が嘘のように、するするとお話でき、語彙がすごくポジティブなことに勇気づけられました。(私自身、割と皮肉げな語彙が豊富なので、そこからのあきやさんなりの言い換えが痺れました)
あきやさんが聞き上手なところもあり、興に乗って黒歴史もしゃべってしまいました。なんのための事前の回答準備だよ…。あんなに考えたじゃんかよ…。と反省。
そんな中でスルッとでた「王様になりたい」
言った自分が「え?」と思い、でも腑に落ちた講座のハイライトです。
そこから健康オタク(会社で漢方や青汁を飲んでるだけなので、おこがましいですが便宜上🙇♀️)とミックスした「健康食品会社の社長」が弊コンセプトとなりました。
後日いただいたレポートは本当に美しく、毎日見てはタハーと悦にいってます。雑誌を1冊読んでも心が動かないこともしばしばある中で、全てがトキメキに包まれて、本当に素敵。
しかしあきやさんもおっしゃる通り、これは始まり。
講座では綺麗な魚を渡されるのではなく、綺麗な魚を見つけ、捕まえる方法を教授されるです。(自分で作れれば農耕ですが、既製品を買うのは狩猟と解釈)
制服案を3ついただくのですが、ひとつひとつのアイテムについて、考えたことがなかったので、目星をつけるのも試着計画を立てるのも一苦労。
1年で制服案1つこなすのができるかできないかというくらい、綺麗な魚を捕まえるのは難しい。
目星をつけるにせよ今まで白のトップスで済ませていたものが、シャツなのかカットソーかといった形状、アンミカさんのいう200ある色味、同じ綿でも織り方の違いや生地の厚さといった素材、今まで気がつかなかった差異も含めて1つのアイテムについて考えつづけています。
3年で理想のクローゼットを作るのは、できるかできないかの瀬戸際のように感じます。理想的な自分を追求するのは難しいけど、コンセプトに恥じないように生きるのは少しずつ気をつければできるはず。形骸化しないように頑張る所存です。