いろいろ高杉晋作
こんにちは! 2023年8月からマサチューセッツに交換留学していますゆうしです!これから気まぐれペースでアメリカの生活を紹介していくYo
ボストン茶会事件
成田→サンフランシスコ→ボストンと、約24時間かけて飛行機を乗り継いで降り立ったのはボストンローガン空港。現地在住のT先生に車で迎えに来ていただいた。ちなみに、医科大の名誉教授ですごい方。
日本とマサチューセッツ州(ボストンが州都)の時差は13時間。時差ボケがひどいもので、おしゃべり好きの先生は道中ずっと話しかけてくれたものの、内容をほとんど何も記憶していないのが申し訳ない。
たぶん、「今まで信じてたものが真実かどうかわからない。科学は権威の虜になっていて真実とは限らない。」的な深い内容だった気がするが、記憶が怪しいので果たしてこのような会話が生じていたのかも真実かどうかわからない。
空港からボストン市街へ入る目印となったのは、なんとあのボストン茶会事件のミュージアム。歴史関連でボストンといえば茶会事件だが、名前だけが先走りして、中身が置き去られている感が否めない。
ちなみに、現地で日本茶を買って「ボストン茶会事件なう」的なネタをストーリーで披露しようと思ったが、なんとおーいお茶の2Lで1本1000円(6.5$)くらいする。高杉。小さいサイズもない。あえなく茶会断念。歴史は繰り返さなかった。
大学の学費・生活費
僕が通う大学でかかる費用について、おおまかに紹介しよう。
一学期(4か月)
授業料・学生活動費等・8,900ドル(130万円)
食費(ミールプラン)・3,300ドル(50万円)
寮費・・・・・・・・・4,100ドル(60万円)
保険費・・・・・・・・1,100ドル(16万円)
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計 約250万円/学期
このうち、留学先の授業料は交換留学の規定があって、日本の大学(25万/学期)に収めていれば免除なので、実際は計約150万/学期、あとは通信費とかとか買い物もろもろ含めて、40万/月ぐらいだろう。高すぎ。奨学金で半分弱はカバーしてるけど、それ以外は親の仕送り。本当に感謝。働き始めたら3倍にして返す。
隙あらば金をさらうのがアメリカ流
海外旅行中に、油断しているとスリにやられるとはよく聞くけれど、ここアメリカでは、油断なんかしていないのに、あらゆる場面でちょっとした出費が重なって気が付いたら懐が寒くなっている。
まず、寮の洗濯機が一回につき1.5ドル、そして乾燥機も1.5ドル。洗濯物を乾かすところがないから、乾燥機は必須。だから洗濯一回で3ドル(450円)くらいは持っていかれる。
次に施設利用料。特に、"Lab fee" といって、授業料とは別に、実験を履修する人にだけ課される費用がある。一つの実験につき95ドル(14,000円)で、今学期は2つ実験をとっているので、2クラスで28,000円。高杉。
次に消費税。日本のスーパーは税込み価格が必ず表示されていると思うが、アメリカにはそれがない。だから、総額はお会計後のお楽しみ。州よって税率が異なって、住んでいるマサチューセッツの消費税率は6.25%のようだ。ただし、日用品に関しては、200ドルを超えない限り消費税はかからないらしい。けれど、この前買い物(日用品)をしたときのレシートを見たら、200ドルかかっていないのに漏れなく6.25%ついてきてる。は?
次に大学のミールプラン。ミールプランの加入は必須。部屋にキッチンを設置しないことで、ミールプランに強制加入させるのはいかにもやり手である。1学期間毎日3食欠かさず食べても、1食1,500円くらいかかる。
フリーマーケット
こんなわけでいろんな費用が高いものだから、大学側(学生団体?)も学生の苦境を察してか(絶対違う)、申し訳程度に、いろんな中古の日用品が手に入るフリーマーケットを構内で開催してた。朝9時からと言っていたのに、到着してみたら8時からになっていて、ほとんど質の良い物は売り切れ。どゆこと?
残ったものはみんなガラクタと中古の間をさまよっている亡霊商品たちで、買い手の憐みと同情によって中古に昇格できるやつらばっかりだった。一緒に行った友達がgetした扇風機は、"2nd hand" どころか "10th hand"ぐらいの代物だった。そしてなぜか食堂の箸も出品されていた。たかが食堂の箸も波瀾万丈の人生(箸生?)を送るものである。
会計もいささか適当で、レジ係が買い手に、購入した商品の総額を聞くスタイル。日本人の良いところが出てしまい、正直に「$4です」と伝えてしまった。$2くらいにしておけば良かった。
気になったのが、クリスマスツリーを買っているやつがいたこと。あと3か月、家の角でひっそりと待機しなければならないツリーもご苦労なものである。そして来年もまた出品されるのであろう。
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