バラダック
バラダックは子供のころに買ってもらったおもちゃだが、我が家は貧乏、決して裕福ではない。あまり買ってもらえなかった。
その中で、このバラタックは2度買ってもらった、おもちゃだった。
腕の接合部分がプラスティックで折れやすく折ったあとに、もう1度買ってもらったのだ。
こうった昔のおもちゃが案外復刻されているというのを最近知ったのだが、それまでは当時物を探していた。当時物になると損傷もあり高いというところもあるが、復刻版も高い。知った時期が遅かった。
話がそれるが老後不安をあおったり、ニーサだイデコだ、投資だ節約だと、へんなyoutuberが増えたが、まあ大体の人が金を使いきらずに死ぬので、使うべきだ。独身ということもありますがね。
バラダックは実はこの顔を覚えていたが、名前は「ガンバロン」と思っていた。ガンバロンの歌とか覚えていたが、画像を検索すると似ても似つかないやつだった。
いかにも子供が描きそうな顔だ。
ただし、わたくし、このアニメを見たことがないし、内容を知らない。
愛媛の田舎ではやっていなかったか知らないが、子供ころなんてデパートにいって適当に買うもんだ。貧乏だったし、テンションが上がっているのだろう。
自分が歳をとり、金に余裕があり、まあ独身だし、と高いおもちゃを買う。
と、同時に不仲ではないが疎遠な両親を想うことがある。
貧乏だったのに、買ってくれたのだ。
貧乏ということがわからない貧乏だったが、今はあの時は貧乏だったのだと痛感する。そんなことを思うと両親のありがたさを感じます。
まあ色々あり疎遠ですが微々たる仕送りを続ける理由は、こういったおもちゃを買ってもらった記憶があるからでしょうね。
個人的な思い入れ第2位であり、そのほかも手に入れたら書こうと思う。以前書いたベムスターも思い入れ7位である。これは買ってもらったというよりは見た切なさかな。
おもちゃに限らず、思い入れって誰しもあるだろう、ものだろうと人だろうと。