スカッとしたハナシ①
99%フィクションです
その日、少し離れた卓でお客同士が小競り合いをしていた。
耳を傾けると、牌を切ったか切らないかからはじまったらしい。
ニコニコしたおじさんと、厳ついおじさん、自分はニコニコしたおじさんがイチャモンをつけられて発生したトラブルだと思っていたのだが〜
立番メンバー「なにかございましたか?」
厳ついおじさん(以下厳)「こいつがよ!なんかムカつくんじゃ」
ニコニコおじさん(以下ニコおじ)「いや私はね、時間が長いから切りましたか?と尋ねただけなんですけどね」
厳「お前なんかぁ!違うじゃろうがや!」
メンバー「お客様、お客様、お前呼びはおやめくださいお客様」
ニコおじ「う〜ん私は地方の言葉はよくわからないので標準語で話して欲しいですねえ」
このあたりで僕も流石に、ニコおじがホントにマズイ人なのではと思い出し…
厳「地方とはなんか!馬鹿にしとるんか!お前はどこのもんじゃ!俺は大阪や」
ニコおじ「私は富山だけど?」
と…や…ま?
いや富山をバカにはしないけど、地方マウント取ってるほうが富山で相手が大阪かよ…。
厳「とにかくお前は言い方が嫌らしいんじゃ!謝れや!」
ニコおじ「はいわかりました、ごめんなさいね」
厳「おう!こちらも遅くてすまんかったの!」
と謎の形だけの和解をしてひとまず客間トラブルは幕を下ろした
のだが、この後あらたなトラブルが発生するのである。