久々の更新で不倫について話す
先日、「昼顔」の劇場版が地上波で放送されていて録画して観た。
結末についてTwitterで色々話されていて、結論としては“不倫なんだから夢を見るな”みたいなコメントが多かったと思う。ほほぉ、Twitterの住人は結構常識人が多くてその正論に納得したり発見したりしながら不倫について考えた。
私が知っている中で不倫でも潔いものとそうでないものがある。
基本的には前者が圧倒的に多い。
不倫をしている女性で、離婚して欲しいと思っている女性は大体太ってくる。
「あたし、彼に離婚して欲しいとは思ってないんだよね」
と言いながら太ってくる。それを見ながらこの人は離婚して欲しい気持ちを良心で押し殺そうとしてストレスで食べているんだろうなと思う。
そりゃそうだよね。好きで一緒にいるんだから相手に他のに生活を共にする人がいるなんて嫌だけど、自分は2番手なんだし世の中不倫したら死刑になる国もあるくらい不倫ってよくないものだからその感情は押し殺すしかないよね。だから夜な夜な眠れないから飲むし食べるよね。
そんなことを思いながら私は「そうなんだ。私なら絶対離婚して欲しいって思っちゃうけど。偉いね」と言う。大体その人は泣きながら「ほんとはそうなんだけど…」と言う。
理性とか常識とか云々の前に自分の感情を認めてその先に常識を持って来た方が受け入れやすいんじゃないかと思う。そうしていると案外その付き合い自体を清算する勇気も出てくるものだ。
さて、潔く不倫をしている達は大体誰かに話したりしないと思う。
理由は簡単。誰かと共有する必要がないのだ。捨てられないものがあって離婚できないし、それをお互いに理解しているから不満を感じることはないのだろうし、誰かに話してスッキリするような悩み自体がないのだろう。
ただ、こうゆう人達の方が周りから噂のタネにされやすい。話さないから想像で色々話せるから噂しやすいのだろう。
不倫を否定も擁護もしないのだけど、当事者が無理に常識人になろうとしていると感じた時はちょっと嫌悪感を抱いたりする。
逆に割り切って潔さを感じた時は普通の恋愛話として聞いてしまう。
でもいつも最後に思うのは、せっかく好きな人で同じ気持ちで人生を歩んでいても不倫となると最期の時に立ち会えないし骨も拾うことができないんだろうな。そうゆうのってやっぱりさみしいなということ。
私は夫の骨は拾いたいし、夫にも私の骨を拾って欲しいと思う。
昼顔でもそうゆう場面あったね(まだ見てない人はごめんなさい)
不倫って純粋なものもあるけど、結構“執着”だったりする。
その執着を取り除いても残る気持ちがあれば離婚して新たなスタートをそれなりの代償を払って歩むのもありなのかもしれない。
そんなことを考えて久々に更新している今、夫は大好きな海物語と不倫中だろうか。