FXのメリットとデメリット

検索すればたくさん結果が出てきますが、それが本当か疑問に思ったことはないでしょうか？

実際ネット記事はアフィリエイト目当てで書かれていたり、情報商材を販売することが目的で書かれているものが多いと思います。

書かれている内容が正しいかどうか判断するためには自分が試してみるしかありません。
今はYoutubeがあるので、信頼できそうな人を探す方が近道かも知れませんが。

ですがせっかく見てくださっている方のために少しでも力になれればと思いますので、一般的に書かれているメリットとデメリットが正しいのか私なりの判断を書いてみたいと思います。

いくつかインターネットサイトを開いてどんなことが書いてあるのか以下にまとめてみました。

メリット

①
少ない資金で資産運用できる

＞正しいです。そして最大のメリットだと思います。

②
金利差、スワップ金利（スワップポイント）で利益が出せる

＞確かに利益を得る事はできます。
ですが、スワップだけで生活してる人はほとんどいないと思われます。
それはスワップ狙いの取引が難しいというわけではなく魅力がなさすぎるためです。
スワップ狙いの魅力をうたった記事を私も雑誌で見た事もありますし、そういう記事を載せたインターネットサイトを見た事もあります。
確かにトルコ円やランド円とか魅力があるほどのスワップポイントが付くこともありましたし、連休が始まる前に連休分のスワップポイントが一気に付与される日があって盛り上がりを見せる時があるのも事実です。
ですが、スワップポイントは変動が大きく変わるのが早いです。
中長期投資のはずなのに数か月も立たぬうちに地政学的状況の変化や各国の通貨金利の変化でもらえるはずのスワップポイントがいつの間にか４分の１ぐらいに減ってたこともありました。
トレード期間が中長期に渡るのもマイナス要因で、スワップポイントの変動もそうですし取引している通貨が変動するとスワップで得た利益を一気に吹き飛ばして損失を抱えることにもなります（もちろん反対に動けばスワップポイントをもらいつつ利益が出ることもあります）。
損失を抱えても強制的にロスカットにならないレバレッジ、資金量で行えばいくら損失を抱えようとも価格がプラス圏に戻ってきた時決済することでスワップポイントと利益は得られると思いますが、損失を抱えて長期間耐えられる資金で行う取引で得られるスワップポイントは雀の涙です。
そして、その間他に魅力的な投資先があったとしてもそのポジションは動かせません（機会損失）。
あなたが莫大な資金を持っていて、損失に耐えられるとしても、そんな資金をお持ちであれば債権や不動産、株の方が優位性の高い投資先となるのでスワップ狙いはお勧めできません。
それとスワップポイントがマイナスになる通貨ペアも多いですし、逆にスワップポイントがマイナスだと資金がどんどん減っていきます。
よってスワップポイントはおまけで付くかも知れないという程度で、メリットでもデメリットでもないといえます。

③
FX業者が倒産したとしても資金は守られる（ペイオフ対象ではない）

＞一応正しいですが。銀行と同じで1000万円までの上限があります。

④
24時間いつでも取引が可能

＞メリット、デメリットどちらもあると思われます。
昼間仕事をしている方であればメリットはあると思います。
ですが、保有する時間が長ければメンタルに影響与えますし、マインドセットができてなければ確実に本業にも影響が出ます。
また24時間稼げるチャンスがあるかといわれるとそうでもありません。
時間帯によって通貨ペアにはそれぞれクセがあり、取引しない方が損失を減らせるという考え方もあります。
ある有名なトレーダーさんも、ドル円だったと思うのですがニューヨーク時間が始まった時は方向感がなく乱高下しやすいといっており様子見の時間を作っております。

⑤
FXは相場が下がっていても利益が出せる
どの局面でも利益を得ることができる

＞一応あってますが、FXに限ったことではないと思われます。

⑥
外貨預金などに比べ手数料が安い

＞これも一応あってますが、FXと外貨預金では目的が違うと思われるのでメリットなのか疑問です。

⑦
勉強・研究に比較的時間がかからない

＞FXやってる限り一生勉強、研究は続く世界だと思いますので間違いです。

⑧
元手よりも多くの額が扱える

＞①と同じ？
複利での運用ができるということであれば正しいと思います。

⑨
不正が発生しにくい

＞たぶん正しいです。
ないわけではありません。

⑩
取引が成立しやすい

＞株と比べるとという意味だと思うのですが、正しいです。

デメリット

①
為替変動のリスク

＞正しいです。というか変動するからこそ利益が出ます。
変動に対する対策はできます。ですが、変動しないことに対する対策はできないので本当のリスクは変動しないことだと思います。

②
高いレバレッジによる大きな損失が生じる可能性がある

＞本質からズレてると思います。
レバレッジはメリットであり、このリスクの本当の部分は為替変動によるものとギャンブル性にあると思われます。
レバレッジをいくら高くしようが為替変動がなければ手数料以外の損失は出ませんし、利益にもなりません。
注意しなければならないのは資金に対してどの程度のお金をリスクにさらしているかというところだと思います。
もう一つのギャンブル性ですが、投資やトレードに対する正しい考え方、マインドセットができていないと大半の人は入金した資金をなくしてしまうと思います。

③
金利変動リスク

＞これは国の政策金利のことでしょうか？
正しいです。

④
流動性リスク

＞①と同じで流動性があるからこそ成り立ちます。

⑤
システムリスク

＞正しいです。

⑥
寝ている間も動く相場

＞正しいですが、寝ている間にどう動こうが大丈夫なように手法を構築します。
この話は手法構築の部分で解説いたします。

⑦
業者倒産のリスク

＞正しいです。
ですが、兆候は気付けると思いますし複数の業者を利用するのがいいと思います。
メリットにもあるように保証される金額もあります。

⑧
突発的な世界的事件に影響される

＞正しいです。
ですが、これもちゃんと情報収集していくことで兆候はわかります。

上記で紹介されていなかったメリットとデメリットを書いてみます。

メリット

１．トレード、投資に対しての考え方、マインドセットが身につく
２．資産が少ないうちに失敗できる
３．将来のためだけではなく、現在の自分のためになる
４．お金の流れが見えてくるので他の仕事にも生かせる
５．数年で億を稼げる伸びしろがある
６．リスクにあがっていることは対策可能なものがほとんど

デメリット

１．勉強しないとギャンブルと同じ
２．覚えることが多い
３．本質がわからないと迷い続ける

メリットにもデメリットにも成りうるものとしては、金銭感覚がズレるというのもあると思います。

以上となりますが、参考になりましたでしょうか。
投資には順序というものがあり、私はまず自己投資を真っ先に行うべきだと思っています。
そうしないと投資をしていて処理できないことがたくさん出てきます。
例えば、お金を稼ぐ力というのがあるかないかで、メンタルの安定性や考え方が大きく変わります。投資に回しているお金がなくなってもお金の心配がない状況というのはとても心強く、稼ぐスキルがあるだけで自信にもなりますし、無理なトレードを行わなくて済みます。自己投資は稼げる技術以外にも、考え方や投資に対する心構え的、人格的な成長を含みます。そういったものがそろっていないと相場の世界では生き残っていけないでしょう。
私は自己投資、自己研鑽を積んでから相場に挑むのを推奨します。

ですが、すぐに投資をスタートしたら勝てないかというとそんなこともありません。
同時進行で挑戦し、成長していけば最速でお金が稼げると思いますし、私もそうしてきました。
その分、学ばなければならないことはとても多いです。ですが、将来的にどの職業よりも稼ぎやすいというデータもあります。1億円以上稼いでいる人の50%以上が投資家というデータです。
また、稼げるようになるということはメンタル、マインド両方で成長しているはずなのでお金を持ってるのに「不幸」ということにもなりにくいと思います。

相場は逃げないといっても、あなたの時間は有限です。
挑戦するのは早いに越したことはありません。
50歳だからといって遅いということもないのですが、健康なうちにお金を自由に使える状態にもっていった方がいいと思わないでしょうか。新しいものを受け入れる能力、調べる能力があれば歳は関係ありません。
日本はすでに投資をしなければならないという状況に変わってしまっておりますので気づいた方から挑戦していくべきだと思います。

一番成長が早いのは実践です。
デモトレードから始めた方がいいと推奨してる方もいますが、資金がなくなった感覚、感情、値が動くたびに自分がどう反応するかを体験するのが大切だと思います。
それこそがデモでは得られにくい勝ち続けるために必要な要素でもあります。

さらに成長を加速できる秘訣があります。
それは「投資で生活する」と決めてしまうことです。
セルフイメージの書き換えに該当する技術になるのですが、圧倒的に吸収する力、視野の広さが変わってきます。
月に10万円稼げればいいという考え方では成長は遅く、たぶん資金を失うだけになってしまう可能性が高いと思われます。
安定的に副業で10万円稼げるということは、月に100万円稼げるということです。「簡単に副業で10万円」というようなうたい文句に騙されてはいけません。