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【解説レビュー】映画『雪の花 -ともに在りて-』これは酷い…芳根京子の無駄遣い。面白くない2つの理由|松坂桃李×吉岡秀隆×役所広司【ネタバレ考察】
雪の花 ーともに在りてー
はいどうも1分映画批評です
江戸時代末期
1850年頃
天然痘の予防接種を広めようと尽力した
福井藩の町医者
笠原良策の奮闘を描いた時代劇
雪の花 ともに在りて
観てまいりました
主演は松坂桃李
その妻を芳根京子
江戸時代に天然痘の予防接種ってまじで?
と役者もあらすじも面白そうなんですが
映画自体は全然面白くありませんでした
で
今回は
雪の花 ともに在りて
がなんで面白くないのか
大きく2つお話していきたいと思います
ちなみにここからさきは
ネタバレ含む内容となっておりますのでご注意ください
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で今作が面白くなかった理由ひとつめが
さすがに手際がわるすぎることです
これちょっときつかったですね
セリフがそもそも堅苦しすぎたり
説明セリフ的すぎて
キャラクターから人間味を感じられない
っていうのは終始徹底していて
それはそれで苦笑いだったんですけど
これよくなかったところ
2つ目にも通じるんですが
それだけ
説明セリフと
教科書読んでるような
堅苦しいセリフばっかなのに
意味がよく分からない
当時の俳句だか短歌を
急に読み上げたり
急に町娘が歌を歌ったりと
結構頭の中が???でいっぱいなる瞬間が
結構あって
親切な作品だったら
俳句なり短歌なりを読んだのなら
読んだ後に
つまりは
ほにゃららということですね
みたいな
解説セリフをちょこっと足してくれたりするんですけど
そういうのがないですし
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なにより
個人的にあーもうこの映画これダメだなって思ったのが
雪山での遭難シーンですよね
吹雪がやんだらすぐに峠を超えます
先に何人か向かわせてください
夕方までに来なかったら迎えに来てください
ってのはわかるんですけど
やっぱり吹雪で峠越えられなさそう
みんなバタバタたおれてあーあ
ってなって
2時間後くらいに
救助が来るんですけど
普通だったら
救助のタイマツが見えたらそこで
シーン変わっていいんですけど
なぜかこの映画は
救助隊が画面の奥からのこのこ歩いて
画面手前の主人公たちのとこまできて
大丈夫か?大丈夫か?
みたいなことを20回くらいしゃべってから
シーンが変わるという
めっちゃ手際悪いし
なんなら峠でぶっ倒れて2時間くらいたってるのに
次のシーンでは
宿でみんなが笑いあってるという
え?凍傷は?なんで大丈夫なん?
手足お湯とか付けてなくて大丈夫?
とか死にかけの峠越えが
まあ、軽い軽い
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あとあと
ごめんなさい長くなって
アクションも全然ダメでしたね〜
松坂桃李が予防接種反対派の町のゴロツキに
絡まれるんですけど
カメラの位置が悪すぎてアクション見えづらすぎて
もうダメだこりゃっていうね
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で良くなかったとこ2つ目は
明らかに説明不足なことですね
これはめっちゃ思いませんでした?
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