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【解説レビュー】映画『ボーはおそれている』意味がわかると怖すぎ…屋根裏にいたのは父親か双子か|アリアスター×ホアキンフェニックス【ネタバレ考察】


はいどうも1分映画批評です

ヘレディタリー継承
ミッドサマーの
でお馴染みの
アリアスター監督最新作

ボーはおそれている
見てまいりました

このシーンでこれ起きたら最悪だよな
の出来事の連続だけで
構成されたような
最悪大喜利を見ているような
珍道中

こんな里帰りは嫌だロードムービーとして
楽しめましたが
ただやはり3時間は長すぎた感もありました

今回は
劇中出てくる屋根裏部屋についての解説
ここがこの映画のキモとなってくる部分だと
思いますので
屋根裏部屋で起きた出来事についての
解説をしていきたいと思います

ちなみにここから先はネタバレ含む内容と
なっておりますので
ご注意ください


では
屋根裏部屋の解説に行く前に

この映画のあらすじと仕掛けについて
ざざっと
触れていきますと

主人公ボーは
おそらく
産まれたとき、呼吸が遅くなってしまったことによる後天的なものなのか、
先天性のものなのか
わかりませんが

何かしらの精神疾患なのか
脳ミソの機能障害なのか
母親の歪んだ愛情をうけたせいなのかは

わかりませんが

ボーは
被害妄想がとんでもない
中年で童帝で薄毛のデブとなっていて

被害妄想が現実と混ざりあって
とんでもなく恐ろしい世界に生きてますよと
いうことですよね

被害妄想ってのは
あなたも経験あると思うんですが

誰もそんなこと言ってないのに
なんか言われてる気がする
ってやつですよね

僕もYouTubeで映画レビューやってるんですが
「低レベルなレビューやってんじゃねえ」
とか言われてるような気が常にしてたりしますからね
というか実際にコメントで飛んできたりもするんで、完全に被害妄想ってわけじゃないんですが

常に頭の中では
自分の悪口が飛び交ってるっていう
そんな状況ですね

つまりは
自分が勝手に生み出した
化け物ってことですよね

それがボーの世界に蔓延っているし
ボーはそれが具現化しちゃってる
から映画見てても
現実で何が起きてるのか
よくわからんってことなんですよね

だけど
ボーにとっては
現実だろうが、
被害妄想が作り出した化け物だろうが
自分自身にはダメージをくらってしまうって
ことなんですよ



ニュースでやってた殺人鬼に刺されたあとに
車で轢かれる
みたいな最悪大喜利展開がいくつかあって

母親の葬儀になんとかたどり着いたと思いきや
それは
母親が息子を里帰りさせるための
壮大なプロジェクトで

ボーの母親は
これまでいかに
息子に愛情をそそいできたのか
そして
その愛情がいかに
息子にムゲにされてきたのかについて
ボーを延々と呪う

というのがあらかたのお話です


で屋根裏部屋

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