松下幸之助の人材育成 ?
松下幸之助の名言や、仕事に纏 (まつ) わる逸話は数あれど、表面 (おもてめん) ではなく、様々な話が聞こえてくることが多く、いつもなんだか一貫しておらず、僕は自信を持って引用することが出来ないのです。
例えば、「松下電器産業株式会社 といううつわ (器) の目的は、技術による〇〇とかではなく、人づくり である」など。
僕は、「技術で社会貢献と世界制覇」 が目標の人なので、対比として、考える (説明に利用しようと試みる) 事が多くあるですが、幸之助氏の裏面も含めて、自分的整理を手短かにしようと思う。
(以下は、下記サイトより引用)
▶︎「松下電器は何をつくるところかと尋ねられたら、松下電器は人をつくるところです。併せて電気器具もつくっております。こうお答えしなさい」
▶︎ 幸之助は「神様」とは程遠い顔も持っていたと、証言するのは当時小学生だった、幸之助の甥・井植敏氏(元・三洋電機社長)。幸之助はひとり自室で机に向い、しきりに筆を動かしていたという。
一心不乱に金、金、金……〈金という字を清書してるんですわ。僕に気づくこともなく、一心不乱に金、金、金……と書き続けていた。〉
▶︎「… お前さん、偉ろうなったんか。お前、大将か。ちがうやろ。大将、俺や。俺になぜ、報告せんのか」幸之助は石炭ストーブを火箸(ひばし)でバンバン叩(たた)きながら、後藤(清一、後の三洋電機副社長)を罵倒(ばとう)し続けた。 ‥
▶︎ 家庭外に、世田谷夫人 (と言われる人) とその3人の子供がいた。
(以上、引用おわり)
彼はこれからも一部の界隈で、神様として崇 (あが) め奉 (たてまつ) られるまんまにされるんだろうが、やはり幸之助氏の言葉を安易に引用する人は信用できない。 引用したとたんに、
彼は金に煩 (うるさ) く、部下同僚を人前で罵倒するやつじゃん
と言われそうなので‥ 。 (不倫は、時代背景を考慮すべきと考えます。 )
結局、彼は産業 or 経済人で、当然だが聖人ではない。ので、幸之助氏と松下電気産業のことを考え、思い浮かべ、自分の業務に応用しようと試みるのも、今後一切止めようと決めた。
幸之助氏を語る上で、現在の聖人の様な扱いは、変えた方が良いと思います。(経済界の方々へ)
(駄文を失礼しました。)
引用元は、以下です。
https://hrd.php.co.jp/hr-strategy/hrm/post-73.php
https://school.nikkei.co.jp/news/article?aid=MMSCea000009052017
岩瀬達哉氏 『血族の王 松下幸之助とナショナルの世紀』
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/06070615/?all=1
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