いつだって成長途中
過去の自分の行いを思い出して、恥ずかしくなる。
過去の自分の行いを思い出して、腹立たしくなる。
過去の自分の行いを思い出して、悲しくなる。
こういうことが結構ある。特に眠れない夜とか。思考がぐるぐるして、どうしようもなくなって、効果がないとわかっていても頭をブンブン振ってみたりする。やっぱり効果はない。
あの時の自分は、なんで気付いていないんだ。後の自分が後悔してるかもって。
あの時もっとこうしていれば、違う結果になったかもしれないのに。もっと出来たはずなのに。
過去は変えられないのに、どんどん自分を責めたくなる。
じゃあなんで、こんなにも過去の自分の行いを悔やむのか。それはたぶん、
「今の自分があの時に戻ったら、絶対違う行いをするのに」っていう自負があるってことだ。
あの時には思い浮かばなかった選択肢を、今は持ってるってことだ。
そしてそれは、何よりの成長の証だと私は思う。
あの時の自分と今の自分は同じようでいて、ちゃんと変化してるんだよって、過去を悔やむ自分を通して知ることができた。
これから先も、過去の自分が嫌になったり、目を背けたくなったりするかもしれない。でもそれって、どんなに後悔しないように生きたとしても案外避けられない感情なのかも。
生きてる私はいつだって、成長途中ということだ。