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ユニバーサルマナー検定って?

通勤の電車の中でたまに
白い杖をお持ちの方を見かけます。

周りの人が席を空けてくれているのか、
その人の前の優先座席が空いていて、
ただ、その人は座らずに立っていることがあります。

「座られるかな…
 席が空いていることに気づいていないのかも。
 お声がけしたほうがいいかな……」
と悩んでは声のかけ方に戸惑って、諦めてしまいます。




私は障害者なのにも関わらず、
障害を持った方との関わり方を
一切知りません。

発達障害・精神障害・知的障害のかたは
ギリギリなんとなく想像がつきます。

自分の障害理解のために、
本やブログや記事を読んで、
知ろうとしてきたからです。


ただ、身体障害のある方に対して
どのような声掛けを行ったらいいのか分かりません。

私は「生きづらさがある人」に
気づくことができるようになったのに、
救い方を何一つ知りません。


登録しているミライロIDで
クーポンや、利用できる施設をみていると、
「お知らせ」の欄に「ユニバーサルマナー検定」というのが
でてきました。

障害を持つ方への関わり方「マインド」と「アクション」の
知識をつける検定だと。

気になってホームページも見て、
受講方法(受験方法)も確認して、
私も挑戦してみたいな、と思いました。

3級でも5,500円かかるので、
今日すぐにとはいかず、
今年の目標だなという感じですが……
(できれば6月までに挑戦したい)




前述の白い杖をお持ちの方については、
就労移行支援の方に相談し、
次のように教えていただきました。


①突然触れるとびっくりされると思うので、そっと声をかけます。
「すみません。目の前の席空いてますが、座られますか?」

②目の見えない方は時計で向きを判断するので、
正面なら12時、少し斜めだったら1時とか11時と伝えます。
「向かって12時の方向の席が空いています」

③座ると向きが分からなくなるので、
立っていたいという方もいらっしゃいます。


傷つけないか不安で声がかけられなかったのですが、
方法を知識として知っていると、少し安心します。

一度できると、「次からもできる」と、自信にもなります。

この自信は私のプラスになるし、不安軽減にもなるでしょう。

私は「助けてくれ」って思うことがあるのに、
周りの人を助ける手段を知ろうとすらしていないのは
嫌だなって思うので、ちょっとずつ。
街で見かけた困っている方に
お声がけする勇気を持てるくらいには、
知識として持っておきたいな、と思うのです。