3月
文を書くのは苦手だが、なにか描きたい気分だったのでここに書いてみることにする。
毎年もう、2月から春だと浮かれて、先のことを考え思い浮かべてわくわくしていた。
3月がこんなに重く感じたのは、人生で本当にはじめて。
人生って言っても全然生きて間もない。
間もないの使い方が間違っている気がするけど、そこはもう置いておく。
成人してできることが増えた。
小学校とか中学の時は、大人になったらお酒飲んで、タバコ吸って、車乗り回して、大人になんなきゃできないこと絶対やるぞーとか思ってたけど、成人して見て、別にお酒もタバコも車も好んでやっていない。
やってないというか、別に今の自分にはまだまだ大人のものなのだ。
もうあの頃の自分が描いていた年齢にもなったはずなのに、心は全然おっつかない。
それが苦しいわけでも、悲しいわけでも全然ないけど、こんなものか、とも思う。
親に甘えて支えてもらい、本当にそのまま大きくなっただけ。
幼少期のわたしには申し訳ないが、そんなものなのだ。
それでいいと思って生きている。
その中で、学生最後の歳になり、わたしなりにやりたいことってなんだろうとこの1年考えてきたつもりだったけど、また振り出しに戻って新生活を迎えるみたい。
まだまだ考えが足りなかったってことなのか、もうそういうのもなにも考えたくない。
でも、やって見たいことはコロコロ変わるし、やりたいことも増える一方。
一生続けたいやりたいことなんてまだ見つかるわけがないし、考えるだけ無駄だといわれた。
その通りと思う。
考えすぎてワクワクより不安が上回ってバカなのかと言われた。
ほんと、その通りと思う。
わたしが不安になるたびに話を聞いてくれる友達、親、尊敬する師、本当に周りに恵まれていると実感する。
この1年どうなるだろうか。
全然未来が見えない。
こんなに曖昧な春はたぶんはじめてだ。
でもなんとなく前だけ向いて行こうと思う。
がんばれがんばる