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taka1989
新人さんいらっしゃい
弊社社長は「長年大ファンでこの人の事で知らない事はない!会いたく会いたくてたまらなかったある日、長年の付き合いがある人がその人を連れて自宅に来て一日楽しく過ごしてくれた!もう大感動!…そんな思いでを数日前にもかかわらず全く覚えていない」という状況、私は「誰この人?この人の誕生日前も言った?いや、興味ないから何回言われても覚えらんないし…」という状況。それを「全く同じ状況だろうが!!」と怒鳴られた。
先日弊社社長不在の時に営業のご挨拶に来られた方が改めて資料を片手に来た。この春からの新人さんである。
「神殿子さんはいらっしゃいますか。あの、神殿子さんです。神殿子さんは?」
たまたま入口付近にいた弊社社長が要件を聞いているにも関わらず私を呼んでいた。
「私が聞きますけどねぇ!!」そう弊社社長が怒鳴る声とセットである。
「あの…、………………………………………………はい。」
前回私の「弊社社長マジで支離滅裂で何言ってるかわかんねぇから気をつけろ」という話をした忠告を早速食らってしまったようだ。
困惑と焦りの混じった弱弱しい声が聞こえた。
それと同時に「なるほどコイツか…」という顔も浮かぶようだった。
渋々弊社社長にパンフを渡して話を進めているのだろう、バカクソデカボイスの弊社社長の声だけが近所のコンビニまで響き渡っている。
いつ帰ったのかが分からない程静かに営業さんは帰っていったようだった。
あの新人さんはGWを越せるのだろうか。
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