ドンタッチミー！セクハラ日記

脇に触るな。

デスク横にサイドテーブルを設置し、下にはストーブを置いたので太ももをガッチリガードできるようになり、セクハラの恐怖から逃れられた。

と思っていた。

弊社社長、何が何でも身体に触ろうとする。

どんなに避けても作業中、手を一度は握ってくる。

不必要に頭や首を触る。

今日はだめだった。本当にだめなやつだった。

上の棚に手を伸ばす私の脇に触ってきた。

「大体ここらが○センチだから棚買い替えても大丈夫だな。」

それ仕事中の私の脇に触ってまで言わないといけない事か？

触る必要あるか？ないよな？ないだろ！？

毎回毎回「なんで触るんすか」と言っても笑ってはぐらかすか怒るかしてくる。

お前が怒っていいシーン1つもありませんけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜？

社長はドアを閉めたら死ぬ病なのだが、たまに閉める。閉めるが、力いっぱい閉めるので部屋が揺れる。

その積み重ねで棚のものが定期的に一気に降り注ぐ事がある。

セクハラして満足したのか、今度は仕事の邪魔をする為に床にどっかり座り込んでいたら、積み重ねが社長に降り注いだ。

席を離れていた私は「ヨッッッッッッッッッッッッッッッッシャ！！！！！」という喜びしかなかったが、社長はおもむろに立ち上がり

「どけてやるから片付けといて」

ぶ

ん

殴

っ

た

ろ

う

か