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【ねんどろいど】オリキャラのアイペイントをするよ!【カスタム】


 こんにちは! やまかしです。
 オリキャラのねんどろいどカスタム、楽しくやっております。
 ねんどろいどの髪パーツの造形については何本かnoteを書いたのですが、アイペイントについては特に何も書いませんでした。このたび増やした顔パーツについて写真で記録を残したのでこうしてnoteを書いています。別に大して上手くはないんですが!

 と言っても、ねんどろいどカスタムについては本当にいろいろやり方がありますよね! 私のアイペイントも独学の上、親切でも丁寧でもないので、こういう手順でやる人もいるんだなーくらいの気持ちで見ていただければと思います〜!


〜ねんどろいどの顔パーツを選ぶキホンのキ〜

 顔のベース探しですが、選択に使う視点がいくつかあります。

 まず、オーバーペイント(元の目を消さずに上から絵の具を塗って色だけ変える方法)をするか別の方法(アイペイント、デカールなど)をとるかを決めましょう!
 以前は私もオーバーペイントでフェイスを作っていました。今では一度元の目のプリントを落としてまっさらにしてからアイペイントしています。
 で、オーバーペイントの場合だと目の形は変えませんから、タレ目とかツリ目とか、そういうのを意識して元になる顔パーツを選ぶ必要があります。眉の形も大事ですね。

①目の形
②眉の形
③肌の色
④口の形
⑤耳の形
⑥ねんどろいどの番号

 ざっと気にするのはこんなところです。

 先に申し上げたとおり、①と②はオーバーペイントの場合にはとても大事なポイントです。逆に、もし目のプリントを落として使うなら無視していい要素です。

 ③の肌の色については、キャラに合うものを選べばおおむね問題ないです。公式からはねんどろいどどーるのボディやかすたむヘッド等のカスタムアイテムが現時点で四色展開されており、ラインナップは赤みがかった普通肌(peach)、黄色みがかった普通肌(almond milk)、白肌(cream)、褐色肌(色黒肌)(cinnamon)という感じです。
 私のオリキャラはだいたい(私の趣味で)健康的な肌色なのですが、peach肌は適合する顔パーツがそれほど多くはないので、almond milk肌を目安に選ぶことがほとんどです。

 ④については、口のモールドの形や色も表情作りには重要ですし、口の形を変えるのは私にはまだ難しいので、だいたい③と④の比重を重めにして顔パーツを選んでいます。

 ⑤耳の形ですが、だいたいのねんどろいどにはごく普通の耳があり、あまり気にしなくても問題はないです。
 これはたまにいるエルフ耳のキャラや、最近のケモミミキャラに見受けられる「耳がない」パーツを気にするなら必要になる視点です。もし髪パーツで耳が隠れるならあまり気にしなくても(耳を突き抜けるような大きなエルフ耳などは加工が必要になりますが……)いいのかもしれません。
 これも単に私の好みで、耳が出ているキャラクターが好きなので、普通耳を選ぶようにしています。他の①〜④、⑥を加味してどうしても使いたいパーツとキャラと耳の形が噛み合わないならば加工もできなくはないです。今回使うパーツの片方もエルフ耳を削って使っています。

 ⑥ねんどろいどの番号ですが、これは300番台以前と以降でジョイントの形が異なったり大きさが少し違ったりするため考慮する必要がある視点です。一応、300番台以前のねんどろいどでもどーる化等の加工はできますが、古いねんどろいどは別のねんどろいどとの互換がなかったり、大きい数字のねんどろいどに顔・髪が嵌まらなかったりということも起こりえますので、古いねんどろいどをカスタムに使うのは少し慎重になったほうがいいかもしれません。

〜ねんどろいどの顔パーツを選ぶキホンのキ〜
ここまで!


※この先、ねんどろいどの顔・頭のみの写真があります!
苦手な方は閲覧をご遠慮ください。


 では今回は私のオリキャラ、タンジェリン・タンゴの顔パーツを増やしていこうと思います!

タンジェリン・タンゴ

↓↓タンジェの髪パーツの作成についてはコチラ↓↓

 タンジェの顔パーツはalmond milk肌で、耳はふつう。今回は薄ら口を開けた表情がほしいですね。

 まず、選んだ顔パーツのプリントを落とします。だいたいラッカー薄め液だとか、ツールウォッシャーといった模型用の溶剤で落とすことができます。ツールウォッシャーのほうが溶剤としては強いかと思います。ツールウォッシャーはもちろん薄め液でもねんどろいどの主成分であるPVCは溶け出すそうです。付けすぎないように気をつけましょう!

アイプリントを落としました

 たぶん油分や余計な溶剤を落としたりするのに一度中性洗剤などで洗ったほうがいいのだと思いますが、丁寧さとは驚くほど無縁なのでこのままアイペイントを始めます。

 使う塗料はファレホ。
 水性塗料なので溶剤いらず! 水で薄められるのが魅力! 筆も水で洗える!


 筆はタミヤさんのモデリングブラシHF面相筆(極細)です。あんまりいろいろな筆を試したりはしないので比較はできないのですが、使いやすいと思ってます!

 ファレホと面相筆で下描きを描きます。
 この手順を水彩色鉛筆などでやる方も多いと思うのですが、私はあまり……画材を持っていないので……!
 もしかしたら最初にイメージ図みたいなのを描いたほうがいいのかもしれません。私の場合はそういうのもないです! 下描きをいきなり描き始めます。

まず目の形から

 たぶん左右対称にするためにガイドのマステを貼ったりするべきだと思うのですが、しません! 私の場合、そのマステがそもそもナナメになるのが目に見えています! 逆丁寧な暮らし!

下描き終わりです

 清書をしながら余計な部分は削っていくので多少の歪みは問題ありません! ……ないはず!
 目の中は視線の目安として虹彩を描いてますがどうせ塗りつぶすので特に雑です。
 茶色で描いているのは、二重線などはあわよくばこのまま使おうと思っているからです。逆丁寧な暮らし!
 二つは口元は似ていますが、眉の位置で少し表情を変えています。

髪パーツに嵌めて位置チェック

 髪パーツに嵌めて目の位置のチェックです! これは丁寧な暮らし!
 鏡で左右対称をチェックするという小技があるそうですが、しません! 私の場合、どうせぜんぜん左右対称にならずに一生修正し続けることになるので、そもそも左右非対称であることに気付かないほうが幸せだからです! 目視で違和感なければええやろ! 逆丁寧な暮らし!

まぶたの清書

 下描きの位置も問題なさそうだったので、清書していきます。黒に見えますが真っ黒ではなく、ほんのわずかに茶色がかった色を使っています。自分の絵柄に合わせて目尻に行くにつれやや赤みがけています。

目の中を塗りました
白目と白目の陰を塗りました
目の影と眉を塗りました
ハイライトを入れました

 塗りの順番はそれこそ人それぞれだと思うのですが、まあだいたいこんな感じで塗っています。
 時期的なものもあると思うのですが乾燥が早いのでサクサク進めました。乾いたところを修正したい場合はラッカー薄め液を使っています。先の細い綿棒に染み込ませてチョイチョイっと……。
 最近は100均でも先の細い綿棒が売ってるのでとてもありがたいです🙏

髪パーツに嵌めてみました
髪パーツに嵌めてみました

 悪くなさそうですね!
 あとはほんの微調整をして、最後につや消しスプレーを吹きます!

眉の太さやハイライトの強さなどを微調整しました

 最後の仕上げにレジンを盛る方もおられますね。ぷっくりツヤツヤして可愛いと思います!
 私の場合は、いつでも修正や描き直しできる状態にしておきたいので、レジンは盛っていません。これで完成です!

 タンジェは険しい表情のパーツが多いので、今回比較的穏やかめの表情も増やせてよかったです( ●◜௰◝● )
 顔パーツ、増やしても普段使うのは決まった数種類くらいなんですけどね……w 楽しくてついつい増やしてしまいます……。

 まあご覧の通り丁寧とは無縁の雑な方法でやっています🙌笑
 使うものも筆、絵の具(アクリル絵の具でもできます)、パレット、修正用の溶剤、綿棒、つや消しスプレー(筆塗りできるタイプのものもあります)くらいですし髪の造形カスタムよりは手軽かなと!
 ご興味ありましたらぜひ挑戦してみてください〜!

 アイペイントなんてできないョ……! の方は、グッドスマイルカンパニーさんから公式で提供されているねんどろいどフェイスメーカーを使ってみるのもおすすめ!
 今まで鼻周りの造形が通常のねんどろいどと異なっていましたが、7周年を記念してツンとした鼻のあるパーツのプロジェクトが進んでいるようです。肌の色もしっかり四種類から選べますよ〜!


 ねんどろカスタムは楽しい! 嬉しい! 可愛い!
 ご覧いただきありがとうございました〜!

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