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本当に儲かっている?ebayビジネスの落とし穴(手数料)

どうも、Kaz(@12_vagabond)です。

今回は、ebayの手数料について詳細確認をしていきたいと思います。

ebayを継続して、リミット枠も増えて売上も上がってきている。

でもなぜか金が溜まっていない

僕はこんな経験をした一人でした。

理由はebayの手数料にありました。

Youtubeとかで「ebay 手数料」と検索すると、「ジャンルによって変わるし、ストア登録しているかによっても変わる、さらにPaypalの手数料も取られるから、よくわからない。だからとりあえず15%で計算しておけ」

という動画が大半。

僕もこの言説を盲目的に信じて、手数料率(手数料÷売上)をキチンと計算していませんでした。

ご存じの通り、ebayは売れた即日に入金され、クレジットカードで決済した場合、次月に買掛金として請求されます。

しかし、これは一般的な企業が行っている取引とそう大差ありません(大企業は月末締め3か月後に手形払いとか)。

要するに、金の流れをキチンと把握しておかなければならないわけですが、日々のキャッシュフローに翻弄されて、儲かっているかがよくわからなくなることが往々にしてあります。

「売れるようになってきたけど、実はそんなに儲かっていないのでは?」

という人のために、今回の記事を書きました。

ebayで経費として掛かるものは、基本的には、商品の仕入れ、ebayへの手数料、送料、外注費用でしょう。

その中で、一番比率の多いものは仕入れなので、ここの原価率を下げることが一番大事なことではあるのですが、次に大切なのが手数料です。

冒頭も申し上げた通り、ebayの手数料は基本的には15%ですが、ストア登録しているかどうが、売る商材、広告を打っているかどうかで大きく変わります。

月初になると、前月のebayの手数料のinvoice(請求書)が送られてきます。

ここを一つずつ解説していきたいと思います。

まず、こちらがある月、あるアカウントの僕のinvoiceです。

無題

この月の売上は$1,000(約10.5万円)でした。対して手数料は$179だったので、手数料率は約18%という事になります。

「基本的には」15%以下になる手数料ですが、上記の通り15%を超えることがよくあります。

15%で計算している説明は、FVF(Final Value fee=落札手数料)とペイパルの手数料しか見ていない場合が多いです。

確かに初心者の方はそれでいいと思いますが、実際に売れるお店にするには、ストア登録広告を打つ必要が出てきます。

こうした経費を見込まずに計算すると実は20%ぐらい手数料がかかっていたのに、15%で計算しており、「実は思ったより儲かっていない問題」が浮上することになります。

一つずつ見ていきます。


Insertion Fee

出品手数料です。ebayは商品を1件出品するごとに手数料を徴収されます。ストア登録をして、登録費用を支払えば、「○○品まで無料」という恩恵が受けられます。


Advance Listing Upgrade fee

Subtitleなど、出品する際に少し手数料をつけて上位表示をさせる手法に対しての手数料です。

僕は出品を外注さんにお願いしているのですが、いつのまにかSubtitleを入力しており、余分な手数料が月に数万円も掛かっていました。


Final Value fee

上述の通り落札手数料です。これが一番手数料の比率として大きいです。しなみに、購入されたアイテムをキャンセルしたい場合、ebay上でキャンセルすれば、このFVFは返ってきます。


Subscription and one time fee

ストア登録費用です。登録するストアの規模によって手数料が変わります。


Promoted Listing fee

その名の通りPromoted Listingに対する手数料です。Promoted Listingで設定した利率の分だけ、引かれます。ちなみにこの手数料は売れた時点で確定され、キャンセルしても返金されません。

よく詐欺アカウントが購入だけして支払いをしない人がいますが、その場合でもこの手数料だけは掛かってしまいます。悔しいですが、仕方ありません。怪しいアカウントはブロックすることをお勧めします(ブロックの仕方はYoutubeに動画が落ちています)。

と、これだけの手数料がかかってきます。

特にAdvance Listing Upgrade feeについては、毎月チェックしたほうがいいですし、売上が大きくなればなるほど、変動費である手数料が膨らんでいきます。

また、Subscription and one time feeもストア契約した内容をいじると2重にかかったりします。

例えば、年間契約したのに、すぐに単月契約に切り替えるなどの操作です。

これは問答無用で数万円手数料がとられますので注意が必要です。


それでは、このへんで。


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