アクセス解析をするために「Seller hub」を導入しよう
なんでもいいので、一つ出品が終わった後に実施したいのが、seller hubの導入です。
このSeller hubですが、ebayビジネスをする上で最重要の指標だといえます。
何故seller hubを導入するかというと、顧客のアクセス数の解析ができるようになるからです。
これが何故大事かというと、一日に何人があなたのページを見ているかを知ることができるからです。
基本的に、モノが売れるという事は、
①お客さんがページを見る
②お客さんが、そこからアイテムを見る
③買うかどうかを決める
④買うor買わない
という行動をとります。当たり前といえば当たり前ですね。
seller hubはここでの①、②を知る事ができるツールです(もちろん無料です)。
つまり、ここでお客さんがあなたのページを見ていないという事=売れるわけがないという事になります。
Trafficが低いのに「売れない」というのはおかしな話です。そもそもお客さんが店に来ていないのですからw
では、何を見ていったらいいかを説明したいと思います。
導入自体はとても簡単です。グーグルで「Seller hub ebay」と検索してみてください。
あとは、手順に従って導入してください。
導入が終わったら、見ていくべき指標というのは、まず「Traffic」です。
見方を以下に説明します。まず「My ebay」の「selling」をクリックします。
次に、「Performance」をクリック。
そこから「Traffic」をクリック。
すると、下記のように「Listing Page View」というものが見られるようになります。
コレは何かというと、お客さんが何件自分のページを見ているかという指標です。
上記の通り、顧客の購買行動というのは段階分けが出来ます。
そしてまず、間口を広げてお客さんに自分の店、ページの存在を知ってもらわない事には、売れる事はありません。
当たり前といえば当たり前ですが、コレがなかなか頭で分かっていても、自分が十分だと思えるレベルで売れないと、「なんで売れないんだ!」という事になります。
自分が売りたいから買われるのではなく、顧客が買いたいから売れるという事をよく理解しておくべきです。
そして、売れるようになる、売れ続けるようになる為には、このトラフィックを右肩上がり状態にしなければなりません。
では、どうやったらTrafficが右肩上がりになるのか?
ebayのTrafficを挙げる方法
以前の記事にも少し書きましたが、ここにはSEOの考え方が応用できます。ブログやアフィリエイトは、記事を書いて数を上げる事が重要です。記事数を増やせば増やすほどGoogleの検索順位が上位になってくると言うことです。
ebayにおいて、具体的にTrafficを上げる方法はただ一つ、「出品」です。
ebayでは出品をしている=アクティブなアカウントと見なされる為、出品の多い、出品自体を継続しているアカウントの品物が上位に表示されるように設計されています(ちなみにebayでは、「Cassini」という独自のSEO用のアルゴリズムを組んでいるようです。)
先ほども見ましたが、こちらのTrafficを見てください。
ある時期から右肩上がりになっているのがわかります。
出品を継続する事によって、アイテムが上位表示され、顧客の流入が増えている状況です。
上位表示に関して、他のプラットフォームと比較してみましょう。
例えばメルカリ。
メルカリは何が上位表示されるかといったら、新しく出品された順番です。つまり新しいアイテムが常に一番上に来るようになっています。
では、ebayは何かというと、強いアカウント順です。
つまり新しく出品したからと言って上位に表示されるわけではなく、出品を継続しているアカウントのアイテムが上位表示されるようになります(ほかにも評価や出品の絶対数も関係して来ますが、そのあたりは別の記事にまとめることとします)。
また、Impressionという指標も重要です。
Impressionsとは、あなたの出品がレポートに表示されている期間内にSearch Resultページ(検索結果ページ)に表示された表示回数です。つまり、出品数の全てが直近1ヶ月間でeBayの検索結果に表示された回数を意味します。
ImpressionはTrafficの下に位置しています。こちらも調査してみてください。
売るための努力というのはもちろん色々あるのですが、だれも見向きもしない商品をリスティングし続けても意味がないわけです。
紹介したTrafficやImpressionを確認しながら、出品するアイテムを変えて売れる商品群を揃えていくことが必要です!
という事で、アクセス解析をするために必要な情報を収集するための手段として、Seller hubの導入をしようという話でした。
次回は、売れる(売れそうな)アイテムの探し方(リサーチ)の方法について書いていきたいと思います。
おわり
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