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James Taylor - Gorilla
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このブログはポップアルバムの投稿のみですが、
このアルバムはぜひこちらにも
投稿したいと思いました。
ロックの方のブログにも投稿済みですが、
あまりにも好きすぎるからです。
ジェームステイラーの
"Sweet Baby James"を初めて聴いた時、
あまりにも綺麗すぎて、
すぐに聴くのをやめてしまったことがあります。
なんか綺麗すぎて胡散臭かったんです。
でも彼のその他の作品や西海岸の様々な
アーティストを掘り下げていくうちに、
この綺麗さが彼自身の内側から間違いなく
発せられてるものだと、気づいてきました。
今では、その綺麗さの虜になっています。
なんて上品でなんて流麗な音楽でしょうか?
こんな音楽があるから、俺はいつまでも
西海岸から抜け出せないでいるんです。
1. Mexico
散々メキシコって言ってるけど、
この人メキシコ行ったことないらしいよ。
2. Music
音楽への愛を歌う。愛するということは、
不安まみれで過ごすということ。
そんな不安すらも浄化するほどの
美しいメロディー。
3. How Sweet It Is (To Be Loved by You)
楽しげなポップナンバー。
原曲は知らんけど、マーヴィンゲイが
ヒットさせた曲のカバーらしいです。
だからソウル的なアレンジなんですねー。
4. Wandering
一切澱みのない、透き通った水の流れのような
しっとりとした清廉なフォークナンバー。
5. Gorilla
ゆったりとしたメロディーに、
どこかとぼけた歌詞とボーカル。
ゴリラの声真似なんかして、なんてユニークな曲。
でも実は結構深い話をしてます。
檻の中のゴリラを見て指差し笑ってる人間たち。
ゴリラもそんな人間たちを見て、
社会という檻の中で必死にもがいちゃって、、、
って、心の中で笑っているわけです。
6. You Make It Easy
サックスを交えた、
ジャジーかつソウルフルなナンバー。
誰かワインを持ってきてくれ。。
そして俺は飲まれへんから代わりに飲んでくれ。。
7. I Was a Fool to Care
結構好きな曲
王道AORっていうか。
ムーディーって言葉がよく似合う。
なんて素敵な曲ばかり。。
8. Lighthouse
グラハムナッシュとデヴィッドクロスビーが
コーラスで参加、ランディニューマンも
なんかの楽器で参加してます。
(うっすい情報すんません。)
彼らの参加には正直特別感を見出せないですが、
でもそのおかげでこの曲にしかない
個性を確立しているのも事実です。
9. Angry Blues
タイトル通りのブルースナンバー。
ブルースとはいえ、やはり渋さよりも
上品さを纏います。
ちなみに、リトルフィートの
ローウェルジョージが参加してるだけあって、
ちょっと歪んだ音みたいなものも感じられます。
10. Love Songs
お洒落なカフェで流れてそうな、
ラテン、メロウな逸品。
あぁ、なんて素敵な曲ばかりのなんて名盤。
ラララ...
11. Sarah Maria
サラマリアって誰やねんって思ったら、
生まれたばかりの娘の名前やって。
そんなマリアももう50歳ぐらいか。
どうぞ幸せに、そして長生きしてください。
曲は、シンプルなカントリーフォークナンバー。
愛する娘を讃えるのに、余計なアレンジは
必要ないです。