見出し画像

取引記録:9279ギフトホールディングス

購入時〜売却まで流れについて整理していきたいと思います。


まず概要として、3月15日取引終了後の15:00に2023年10月期 第1四半期の決算発表がありました。

この決算内容を受けて翌日には寄り付きから出来高を大幅に伴っての売りとなりました。


TradingViewのチャート画面

購入日時:2/2
購入単価:4200×300株

売却日時:3/16
売却単価:3900×200株

損益評価:−60,000円



下落した原因として、決算内容において売上高・営業利益共に堅調に推移していますが、今期より補助金の計上がなくなったことから経常利益から最終利益までの内訳項目については前年同四半期と比較するとマイナス成長となっていおり、これらが主な原因で下落していると思われます。

本決算を迎えるにあたって300株ほど保有していたのですが、保有していた理由について、前回決算発表時の内容は前年同期比で比較しても非常に順調に推移していたことや、補助金計上が来期よりなくなることについても事前に開示資料にて知らされていた為これらの事柄について市場は織り込み済であると判断し保有したまま決算を発表を迎えました。

しかし、これらの予想とは反する形で決算発表の翌日には前日と比較して一時15%以上も下落することとなりました。

後々市場の取引ムードの観点で考えてみると、クレディ・スイスがスイス中央銀行より役560ドルの借入を行う予定が発表された事や、SVB銀行の経営破綻のニュースなど警戒ムードが強まる内容のニュースが多かった事も要因だったと感じました。


今回のトレードを通じて、決算発表時にはポジションを持たない方が良いのではという疑問が出てきました。

より確実で市場が求める決算内容であることが確認できる場合を除いて、決算発表時にはポジションを持たない状態にする、もしくは軽くしたほうが市場の誤った評価に振り回される事なく安定的にトレードできるのではないかと感じました。

当然ながら決算内容は発表されるまでは誰にも分からずまた、成長株投資法の条件を満足していたとしても、市場がどのように評価するのは誰にも分からない。
その為、決算発表の材料が出尽くした後でボラティリティリーが低くなっているときに、VPA(出来高・価格分析)を活用したテクニカル分析を行い着実なトレードを行う方が、安全に資産運用を行う事ができるかもしれないと感じました。結果として運用利益率は下がるかもしれませんが、それと同等にリスクの振れ幅も小さくなるではないかと感じました。


今後も引き続きトレード後のフィードバックを大切にしながら自分なりの投資ルールを決めていければと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?