似ている

習近平主席がクマのプーさんに似ていると言われるのを嫌い
ずいぶん前から中国ではネットでプーさんが見れないらしい
むしろイメージは良くなると思うのだが
日本ではそんなことがないようにと願うばかりで

以前にも書きましたがネットやテレビを見ていて
「この人、あの人に似てる」と気づくことがよくある
そういうのに敏感なのかもしれない
言ってみればお笑い好きがダジャレを思いつくのと同じような感覚で
テレビドラマなんかでも
メインの話よりそっちに目がいってしまう


『鎌倉殿の13人』というドラマで
源頼朝に幼いころ生き別れになった弟の義経が会いに来るシーンがある
もちろん頼朝側からすれば本人かどうか分からないので
なにか証明になるようなモノはないかと尋ねると
義経が間髪入れず自分と頼朝を交互にさしながら
「顔!顔!」と言い放つ
少し笑ってしまった
この時の頼朝役は大泉洋さんで義経は菅田将暉さん
どう見ても似てない
これってアドリブなのかちゃんと台本にあったのか
ちなみにライターは三谷幸喜さんですが

次も似てないつながりで
シシドカフカさんが主演した『ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵』
という女探偵の連続ミステリーものだ
第一話で長い間音信不通だった姉が訪ねて来て二人のツーショットシーンに
その姉役がMEGUMIさんで
この二人、雰囲気も全く違うし身長差も15センチくらいあって
やはりどっからどう見ても姉妹に見えない
で、ボクは気づいた
血のつながっていない姉妹という関係が伏線になって
話の謎解きにかかわってくると………
でも、何もなかった
そことはまったく違う展開でストーリーが進んで
ラストまでふたりは普通に姉妹のままで

もうひとつ『似ている』で印象に残る会話が
大河ドラマの『真田丸』これも三谷脚本で
主人公は真田幸村という戦国時代を代表する軍略家
天下人豊臣秀吉の側近である石田三成の妻と会話する場面がありまして
幸村はまだ会ってない秀吉のことを少しでも知ろうと話しかけるのですが
これが不思議な言葉のやり取りで

幸村「太閤殿下(秀吉)はサルに似ていると聞きますが本当ですか?」
三成の妻「存じません」
幸村「殿下にお会いになったことがないのですか?」
三成の妻「サルを見たことがないのです」

ドラマの本筋にさほど関わりがあるとも思えないこの会話
三谷さんなりのジョークなのか、でも唐突で
こういうのが一番ボクの中で残るんですよね~


最後、今似てるなーと思える
お気に入りの二人を挙げさせていただいて〆といたします
眉毛はちょっと違いますが
上川陽子外務大臣と全裸監督の村西とおるさんです


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