人生2の話

前回: 人生1の話

高校2年生の頃、頭がおかしくなった。

高2の秋、学校の最寄駅に大型商業施設が出来て、その中の定食屋でホールのバイトを始めた。それは別に特段やりたい事という訳ではなかったけど、単純に遊ぶ金が欲しかったのと、周囲がバイトに精を出している中で私だけが労働という社会との接点を持っていないという焦りが出はじめた折、たまたま高時給のオープニングスタッフの求人が目に留まったので何となく応募した初めてのバイトだった。
2ヶ月間の他店研修を経て、いよいよオープンすると私は週5-6日ほどシフトに入った。平日は授業が終わったら直接お店に出向いて23時まで働き、土日は2日ともフルタイムで働いた。勤務中の記憶があまりないが、当時かなり辺鄙だった地区にオープンした大規模な商業施設だったこともあり、連日殺人的混雑でそれなりの激務だったと思う。

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