ストリートライブ
先日、人生初のストリートライブに行って来た。
知ってるミュージシャンのストリートに遭遇したことはこれまでに何回かあったが、告知されてるストリートライブを見に行ったのは初めて。
とても良かったし、楽しかったけども、違和感もあり。
まずは、いつも来ているであろう馴染みの客が、前の人が歌い終わって場所が空くやいなや当然のように楽器やその他の機材などを演奏場所に運ぶ。
アーティストもそれにお礼を言うでもなく至って自然。
あー、これは回を重ねるごとにこれが当たり前になってるんだな。
もちろん初めて来た私はそれを手伝うことはできない。
ライブが始まり、チラシを配る。
チラシ配りにアーティストが手間取っていると、またまた当然のように常連客の一人がそれを手伝い、他のお客に配る。
あー、これもいつものことなんだな。
ライブは終盤になり、最後にアーティストはオケで踊りながら歌う。
それもいつもそうしているであろう常連客が当然のように一緒に振りをやる。
あー、これも恒例なんだな。
ライブが終わり物販や交流の時間。
私も楽しい時間を過ごせたけど、常連客達は片付けを手伝い、荷物を車まで運んであげるのかな、などと思いながら帰った。
出来上がってる場所に新規は入れない。
そもそもストリートライブって、通りすがりの人に足を止めてもらうためのものじゃないの?
私はそういう認識だったけど、最近のストリートライブは告知してるものがほとんどのような…。
それって、箱ライブと何が違うのかな。
告知せずに本当のストリートライブをやるアーティストがいたらカッコいいと思う。