子どもと大人をつなぐために私に何ができるかを考えてみた結果🟰子ども嗅覚反応分析
20年前から趣味で始めたアロマセラピー。
香りの好き嫌いは、理性でなく、本能的な反応である。お腹が空いていれば、パン屋さんの香りにつられてついつい入店してしまうこともあるだろう。
一方、お腹いっぱいで、もう食べられない!なんていうときに、焼肉屋の香りが漂ってきたら、うーん、今はいらんなあ、となるだろう。
このように嗅覚の反応は、同じ人でも状態によって変化する。
だから、「この香りいいなー」なんて誰かがつけている香水が、実は他人にとっては吐き気がするくらい嫌なものになってしまったりもするのである。
7年間子どもたちと放課後を共に過ごしてきた。
忙しく働く親たちは、心の余裕も少ないように見える。子ども同士の些細なトラブルが、保護者同士のトラブルとなることは多い。
また、宿題を「お家の人にも見てもらってね」と言うと「お母さんは忙しいからそんな時間はない」と答える子もいる。
正直言って、子ども同士のトラブルにはまず「うちの子も何かしているかも」という視点が必要だ。感情的になるのではなく、落ち着いて話をした方が良い。自分の子どもだけを信じ過ぎている場合が多い。子どもは自分に都合の良いことしか話さないものだ。
そして、子どもが今学校でどのような学習をしているのかくらいは知っておいた方がいい。終わらせた宿題を眺めるだけなら1分あればできるだろ!と思う。
がんばったね、と、ただ一言でいいじゃないか、子どもだって朝から晩まで気を張って頑張っている。1日1回くらい、褒めてあげてほしい。お金も時間もかからない。
君を見てるよ、と伝えてほしい。
1年に365日見てるよ!を確認できた子と、できなかった子、これは全く違う成長をするだろう。
嗅覚反応分析をご存知だろうか。
当たってる?そうかな?とか占いみたいにいう人もいる。
いや違う。これは単なる本能の反応をグラフにしただけである。
胃腸の弱い人が消化を助ける香りを好んだり、興奮しがちな人が落ち着く香りを好んだりするようなシンプルなこと。
アロマと子どもをつなぎ合わせて、私ができることはコレだと思った。子どもの嗅覚反応分析。
子どもの嗅覚反応を分析することによって、大人と子どものつながりを作り出すことができるのではないか。愛の再確認作業。
子どもの好きな香りを使って、トリートメントしてふれあう。それは手だけでも、身体の一部でもいい。あまり知られていないが、自然の香りの働きは、人工の香りとは全く違う。ふれあうことから生まれるものはきっとたくさんあると信じている。