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あなたと私の耳飾り

新年あけましておめでとうございます。
今年も土偶をメインに縄文時代のあれこれを記事にしたいと思っています。
お付き合いのほど宜しくお願い致します。

さて、この年末年始を故郷で過ごされた方や、親族で集まられた方もいらっしゃることでしょう。
その土地ならでは風習や価値観に改めて気づいたり、受け継いでいきたいと思われたかもしれません。

きっとこの写真の人も、私たちと同じような想いを携えているのではないでしょうか。
約100年前のソロモン諸島の耳飾りの装着例

ー浅間縄文ミュージアムー フォトパネル

えー!?大きな時計の耳飾り…なんで、時計?
私たちから見ると驚きでしかありませんよね。

一方、これは数千年前の縄文時代の「耳飾り」

ー浅間縄文ミュージアムー

そしてこれが、予想される縄文人が装着した姿。

ー浅間縄文ミュージアムー

やはり、えー、なんでこんなに大きいの!?…痛そう

年代も国も違うのに、同じような大きな耳飾りをしていることにも驚きますよね。どのよう習わしや世界観を持っていたのか気になるところです。

それはそうと、皆さんはこのお正月にお雑煮を召し上がったでしょうか。
角餅or丸餅、汁は醤油or白みそ…と、狭いと言われている日本列島でも実に多彩ですよね。
慣れ親しんだ味に、これだけは「譲れない!」という方も多いようです。
それは単なる「味」だけのこだわりではなく、先祖から伝わるもの、故郷の文化を受け継いでいきたいという、言葉にはできない想いも込められているように感じます。

世界の国々の人も大昔の人も、自分たちに伝わるものを「やっぱり、これでなくては!」と、私たちと同じように思っていたことでしょう。
理解はできない異文化の中にその想いを感じられたら、もっと皆が穏やかで笑顔が溢れる世の中になるのではないでしょうか。

因みに私は年末に、新たな真珠のピアスを購入。
今年はこの耳飾りで装って、縄文旅へと行ってまいります。


©2025 のんてり
<写真&文章は著作権によって守られています>

最後までお読みいただき有難うございました☆彡

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