見出し画像

海外にいながらフルリモートで仕事できるようになり、その先にあったもの

海外で収入を得つつ生活できたらいいなと漠然と思い、プログラミングを勉強し始めたのは2017年11月。気がつけば今は2019年2月です。およそ2年の月日を費やして自分が理想として思い描いた「海外でリモートワークしながら生きていく」をようやく実現できるようになりました。

プログラミングを勉強し始めてフリーランスになるまでの過程を書いたものはこちら。未経験からフルリモートでのフリーランスエンジニアを目指した過程と結果、そしてこれからのこと。

-------

フルリモートになるまでのここ2年の過程としてはおよそ4段階でした。

1、実務経験がないのにフルリモート案件を探して挫折
2、実務を積みながらフルリモートの機会を探す
3、将来的にフルリモートOKの会社を見つけて、1年かけてじっくりと信用・信頼関係を築く
4、実際に海外に来てみる ←今ここ

この辺の話は、別の機会にでも書こうかなと思います。どんなことを具体的に知りたいのか、また励みになるので、コメントやDMをいただけると大変助かります。

かぬーのTwitter

「実務を積みながらフルリモートの機会を探す」だけを切り取られると誤解を生む可能性あるので、一応説明しておくと、、、

元々は、フィリピンに戻りブリッジSEをするために、日本に帰国してプログラマとして実務を積むという話で就職したのですが、事業の都合でフィリピン進出がなくなり、会社にも海外に戻りたいという話をして僕は途中で方向転換をした、という経緯があります。

-------

実際のところ、海外でリモート案件をこなしながらの生活はどうですか?と言われると、日本にいた頃と大して違いはありません。目安として160時間/月に稼働するようにしているので、8時間/1日を目安に働いています。会社員ではないので、何も予定がなければ、土日もメインの仕事先のタスクを進めるか、プログラミングの勉強をしたり、人に会ったりと至って普通です。

今のメインの仕事先と一緒に仕事するようになってからは、人間関係や仕事のスタイルでストレスを感じることはなくなりました。我の強い自分にとって、これまで働いてきた会社は予想以上に人間関係が大変でした。入社前は良さそうに見えても実際に中に入ってみると、予想をはるかに上回るほど子供じみた社会人がいます。学生さん、社会人になりたての方は注意が必要です。日々のストレスは人間関係から来るといっても過言ではないと思います。

-------

結論を言ってしまうと海外に移住したからといって、かぬーの何かが劇的に変わったことはありません。プログラミングを始めた時から変わらない、プログラミングもっとできるようになりたいなという気持ちと、もっとお金を稼ぎたいなという気持ちは変わらぬまま。最近は自分の時間を切り売りするだけの人生で果たして満足なのか?という問いが自分の中に芽生え始めています。

なぜこういう気持ちが出てくるようになったのかというと、一つは30歳ぐらいになってくると友達や知人、かつての同僚が起業を始めるようになったこと。もう一つは、ここ2年くらい実現したかった海外でフルリモートで生活してみることができるようになり、次の「やりたいこと」を探すようになったのだと思います。

日々の仕事は、平たく言うと「他の誰かが問題だと思い解決したい何かをプログラミングを通じて解決するお手伝い」をしているのですが、せっかくなので自分が解決したい課題と向き合う時期に来たのかもしれません。

-------

ITエンジニアの魅力と言えば、色々な良いこともあると思います。

・手に職をつけることができる
・リモートでも働ける
・時代に求められているため、手堅く比較的高収入も目指せる

みたいなものを想像しがちです。僕自身も入り口はそうでした。今かぬー的エンジニアとして最大の魅力と言えるのは、誰かの抱える問題や課題を解決する、または実現したい夢を叶えてあげる、強力なサポートができるということに尽きるのではないでしょうか?

今の時代、ほぼ全ての産業でITが人々の役に立っていることは間違いないかと思います。みんながもっと世の中を便利にしたいと思った、その夢が詰まっている延長線上に今があると思うとエモいですね。

-------

直近2年のやりたいことは実現でき、次は何をしようかという気持ちなので、このタイミングでコミットできる何かを探しながら日々生きていきたいです。

今はGAOGAOハウスという、バンコクに滞在している日本人エンジニアが集まるシェアハウスで、仕事をしながら思考に耽っています。

-------

読んで良かったな〜と思った方、是非拡散いただければと。
宜しくお願いします m(_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?