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プロによるデザイン無料相談

先日、アートディレクター兼グラフィックデザイナーとしてご活躍されている荒井さんのデザイン無料相談会に行ってきました!すごく勉強になり、自分のデザインに対するモチベも上がりました・・・めちゃくちゃありがたい!!!ということで、感謝の気持ちをまたしてもnoteにしたためました。

この「デザイン無料相談」は荒井さんが9月から金曜日に行なっている取り組みで、なんと1時間もデザインに関する相談にのっていただけます。Xでお見かけして、すぐさま予約しました。

・自社のデザインに対する意見がほしい
・新しい事業/企画のデザインをどうすべきか迷っている
・案件を発注できるデザイナーを探している
・ポートフォリオを見てほしい
・面白いデザインを見つけたので共有したい

荒井さんのnoteより

こういったことを相談したり、話したいときにうってつけのサービスとなっております。先日ポートフォリオのセミナーに参加した際に、人に見せるのが大事というお言葉をいただいたので、早速見てもらいに行きました!
どんなフィードバックが受けられるの?とか、荒井さんってどんな人?というのが気になる人はぜひ読んでみてください。ご指摘いただいたことを赤裸々に語ってます。


01.ポートフォリオフィードバック

今回、相談の1番の目的は「ポートフォリオにフィードバックをいただくこと」でした。
私自身、Webデザイナーとして就職したい!と思いつつ、なかなか内定をもらえないどころか書類選考すら通らない状態で、「私のポートフォリオ、きっとダメダメなんだろうな・・・」という気持ちで震えながら向かいました。

まず、みなさんにお伝えしたいのは「荒井さん、めちゃくちゃいい人!」ということです。実際にポートフォリオを見て、受けた印象からいい部分を先に教えてくださいます。

「丁寧で優しい人柄が伝わる」と言っていただけた時は、正直泣きそうでした。流石に泣き出したらヤバいやつなので、泣いていませんが心の中は号泣です。デザインはやればやるほど奥が深く、全然できていない自分に毎日のように落ち込んでいます。就活でも面接すらいけず、本当にデザイナーになれるのか?と自問自答を繰り返す日々。
そんな中で、現在ご活躍されているデザイナーの荒井さんからいただいた褒め言葉は、私の中で宝物になりました。ありがとうございます。明日からまた、気合を入れて頑張れます。
そして、このいい部分を踏まえたうえで、ポートフォリオの改善点について具体的に教えていただきました!

現在の私のポートフォリオがこちら↓


・いちごの乗っていないショートケーキ

「上に生クリームもいちごも乗っていないケーキみたい」という感想をいただきました。土台はしっかりしているけど、人間味や面白さのような、きらりと光る個性の部分が足りていないということでした。
なるほど、心当たりあります。
ポートフォリオを作る際に、素人感が出ないように一生懸命組み立てました。その結果、面白みや人間味がかけたデザインになってしまっていました。この部分の具体的な改善案をもいただきました!

【実際に改善できる部分】
・FVの画像
・実績部分のモックアップ
・アイコン

全体的に私は画像の作り方が雑だったな、という反省があります。この部分を修正して、もっと細かいところにも情熱を注いでいる部分を見せたいと思います。
動画なども使用すると、よりいいのではないか、とおっしゃっていました。
アニメーション、勉強します!

・実績ページの部分

私のポートフォリオ、実績部分の説明がめちゃくちゃ長いんです。
なぜ長くしたのかというと、私のデザインにかける思いを全部出し切ろう!という思考からでした。
こんな依頼があって、こんなことが課題としてあって、こんな人がターゲットで、こんなことを考えて、こんな風にアプローチ考えて、こんなデザインができました!
と、全部盛り込みました。

その結果どうなったか。

モリモリの情報設計と実際の実績の部分が見合わない、「こんだけ期待させて、これですか」というものが出来上がりました。(荒井さんはこんな言い方しません、もっと優しいです。)
恥ずかしい!そういう風に見えてしまうのか!と目から鱗でした。確かに、「こんなに考えているならきっとすごいものが出来上がってるに違いない」という長さの説明があり、実際の制作物は簡素・・・みたいな感じだとがっかりしてしまいますよね。
これも実績の見せ方や経歴、人によって違うのですが、「何事も適量というものがある」というのを教えていただきました。
私のポートフォリオを見せる相手がデザイナーだからこそ(就活用なので)、そこまで詳しく書かなくても汲み取ってもらえるよ、と。
個人的には実績ページは悩みに悩んだ部分だったので、その部分の詳しい改善点などを教えていただけてめちゃくちゃありがたかったです。
(あと、私はWORKSに2つしか載せていませんでした。最低でも5つは載せた方がいいみたいです。今頑張って作成中です。)

02.荒井さんのお人柄

ここまでで少しは伝わったのではないか、と思いますが、荒井さんはめちゃくちゃ優しく、的確なアドバイスをわかりやすくしてくださいます。
話し方も優しい感じで、とても話しやすかったです。1時間が本当にあっという間でした。さらに詳しく荒井さんの相談がどういう感じか、お伝えしたいと思います。

・しゃべっても大丈夫なオープンスペース

吉祥寺パルコ8階:作業スペース
今回私は対面を希望したので、吉祥寺のパルコに行きました!
個室ではなく、いろんな人が作業されているスペースでお話しさせていただきました。個室だと多分ガチガチに緊張してしまったと思うので、周りに人がいる感じが個人的にリラックスできてよかったです。
かといって、めちゃくちゃみんな喋ってて騒々しいとかではなく、作業する人もいれば少しお話しする人もいる、みたいないい感じのオシャレでゆるっとした時間が流れていました。
シェアハウスのロビーとかあったらこんな感じなのかな、みたいな。対面で会うとより多くの刺激になると思うので、対面おすすめです。

・いろいろな相談に答えてくれる

今回、時間で言うと30分はポートフォリオのフィードバック、残り30分は私のデザインに関する質問に答えていただきました。
どんな質問でも、丁寧に答えてくださったのが印象深いです。山形の東北芸術工科大学で非常勤の講師もされているということで、デザインに関して教えることや答えることに慣れていらっしゃる感じがしました。手元のパソコンで参考サイトを見せながら、荒井さん自身の言葉でわかりやすく教えてくださいます。(相談内容は、ポートフォリオのことしか事前にお伝えしていませんでした)
安心して相談できるし、的確なアドバイスをくださるので、これが無料でいいんですか!!!と、本当にありがたかったです。

03.デザイナーとして活躍する人

デザイナーとして活躍したい!活躍するデザイナーさんに少しでも近づきたい!と思い、その特徴を聞いてきました。
荒井さん自身いろいろなデザイン事務所などで勤めてきていたり、生徒に教える機会などもあったりするので、たくさんの人を見てきたそうです。そんな中で、デザイナーとして活躍できる人材はどんな人か、教えていただきました。

・柔軟な人

自分の好みにこだわりすぎる人は伸びにくいそうです。時代の流れがめちゃくちゃ早い昨今、世の中のトレンドについていくのは大事みたいです。なにかアドバイスや意見をいただいた時、「いやでも・・・」と反論してしまうのは、活躍するデザイナーから遠ざかってしまうみたいです。恐ろしいですね。
「芯がありつつ、人の考えを柔軟に取り入れられる人」
これが荒井さんの思う、活躍する人材だそうです。

・観察眼を持っている

これは美大出身のデザイナーが強い所以かもしれません。
おそらく彼らは、モノや人を観察することに長けているのではないか、と思います。たくさんのデッサンや創作をしてきて、一般の人と比べて観察眼が鋭い。
正直、もう一度高校生からやり直せるなら美大目指したいくらいです。ですが、タイムリープはなかなかできないし、今の自分もなかなか気に入ってるので、これから焦らずしっかり意識していこうと思います。
ではデッサンすればいいのか、というと、そういうことでもなくて、対象をしっかり見て感じ取ることが大事なようです。モノの影であったり、質感など。どこから光が当たっているか、それによってどこに影ができるのか。なんとなくでやっていて、きちんとできていなかったなと思います。今日から意識して観察します。

まとめ

いやー、本当に。Xにはチャンスがそこらじゅうに転がっているなと思う昨今です。こんなにありがたい機会を作ってくださった荒井さんには感謝してもしきれません。
相談の中で、「デザインで行き詰まったり、大変なときとかありますか?」という質問をしました。荒井さんでも、しんどくなったり、夜眠れなくなる時とかある、と答えてくださいました。では、そんな時どう乗り越えているのか。

しんどくなっても、諦めないでやればできる。」

もちろん、荒井さんが今までたくさんの制作物を作られていて、実績があるからこそ言えることだと思います。でも、最後はそこだな、と思いました。諦めずに制作と向き合い続けることができるかどうかが大事なんだ、と。私も諦めずに、デザインに向き合い続けたいと思います。

最後になりますが、ぜひ、デザインに関して悩んでいたり、話したいことがあれば、荒井さんに相談しに行ってみてください!・・・と私がおすすめしても、実際に行動する人はきっと、ほんのわずかです。チャンスの神様は前髪しかない、とよく言われますが、本当にその通りだと思います。
ぜひ、そのチャンスを掴んできてください!



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