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【遊戯王OCG】 【銀河蛮嬢】をリスペクトした結果【銀河】が抜けた話


はじめに

「まあアフターフェスティバルってわけで」

どうも、数二です。数二の数式へようこそ。いつもありがとうございます。
冒頭の言葉はYouTubeチャンネル『ミソのデュエルのミソ』チャンネルに出演されているデュエリスト、ドリルフィールドさんの発言です。

ドリルさんのデッキ【銀河蛮嬢】がまだ【天壌無窮】だった頃のデュエル垂れ流し動画での発言であり、動画のタイトルにもなってます。
「後夜祭ってこと?」っていうさりあさんの返しも含めて個人的に好きなので恐れながらお借りしました。迷言って言ってしまうのは流石に失礼な気がするのでやめます。

それは置いといて今回のテーマは予告した通り【銀河蛮嬢】デッキをお借りした話についてです。
なぜ【銀河蛮嬢】のアイデアをリスペクトすることにしたのか、リスペクトした結果なぜ【蛮嬢】だけになったのか、などなどの話をしていきます。

デッキ紹介ではなくあくまで読み物として読んで頂けたら。
私が考えたデッキじゃないのでね。

【銀河蛮嬢】#とは

そもそもドリルフィールドさんの組んだ【銀河蛮嬢】とはどういうデッキなのかという話を導入としてします。
デッキ紹介動画がミソさんのチャンネルにあるので概要だけ。

一言で言うとレベル5連打デッキです。
かつては【天壌無窮】という名のヌメロニアスヌメロニアで特殊勝利を狙うデッキだったようなのですが、【銀河蛮嬢】に名前が変わってからはレベル5連発からの終着点がヌメヌメ単体から何パターンかに分岐しました。

詳しくは『ミソのデュエルのミソ』チャンネルに飛んでみてチャンネル内で「銀河蛮嬢」で検索してみてください。
やってることはシンプルなのでデッキ紹介なり対戦動画なり所持デッキ紹介なりで何がしたいのか完全に理解できると思います。

(2023/7/29 追記)加えて買取サイト「たいむましん」さんの読み物コーナー「ミソの記事のミソ」にVol.6として【銀河蛮嬢】の解説記事が出ました。
本家本元。この記事1本だけで十分。

私が解説するなんて烏滸がましい。

【銀河蛮嬢】をリスペクトしたわけ

ではそんな中なぜ私が【銀河蛮嬢】のアイデアに頼ろうとしたのか。
この記事でも語っている通り、《No.67 パラダイスマッシャー》を連打したかったからです。

やっぱランク5を安定して出すにはレベル5を出しまくるのが何よりの近道なんですね。
XYZの基本中の基本で草。至極当たり前のことしか言ってないですねこいつ。

なぜ【銀河】ギミックは不採用になったのか

若干ヒントは出てしまっていますがそろそろ本記事のメインテーマに入るとしましょう。
【銀河】が抜けた理由は大きく分けて以下の3つです。

1. 自分の色を出したかったから
2. デッキ枚数を抑えたかったから
3. あくまで主役はパラダイスマッシャーだから

1つずつ掘り下げていきます。

1. 自分の色を出したかったから

最大の理由はこれです。
2.と3.は【銀河】要素を抜くための理由づけに過ぎません。

どこかの記事でも言ったのですが、少なくともOCGでは丸パクリだけはしたくないなと。
少しはオリジナル要素を入れたいなと。

でないとデュエリストとしての成長が望めないんですわ。
人に頼ってばっかりでは前に進めないのでね。

というか丸パクリほど恐れ多いものはないです。
それに人のデッキぶん回してドヤることほどダサいものはない。
やっぱり自分が考えたコンボをぶつけてドヤりたいですよね。

そんなわけで【銀河蛮嬢】の中でいじれる部分ないかな〜と思い【銀河蛮嬢】について深く知りいろいろ考えた結果が2.と3.なんですね。

2. デッキ枚数を抑えたかったから

【銀河蛮嬢】のレシピを拝見して拝借する決心をした私ですが、拝借するにあたって真っ先に思ったことが1つ。

デ ッ キ の 枚 数 が 多 い

56枚のデッキを扱える気がしませんでした。
ただでさえアドリブが求められるデュエルが下手な私が事故に対処できる自信がありませんでした。

もちろんデッキに文句は何一つないですし、むしろ最高のレシピをありがとうございますという感じです。
ドリルさんの構築だし事故が多発するわけはないのですが、やはり人様のデッキで無様な戦いはできないなと。
何より組んだ人に失礼なので。

てなわけで【銀河蛮嬢】の中で削れる要素ないかな〜と探すわけですが。
これがなかなかないんですね。

当初は50いかないぐらいに圧縮しようと考えたりもしたのですが、結論そうもいかなかったんですよねこれが。
詳しい枚数は忘れたのですが40数枚にして5枚ドローとか試した結果イゾルデやイダテンのサーチ先に困る羽目に。
イゾルデでサーチした戦士はそのターン機能しないのでね…

どのカードもデッキ内で明確な役割があって抜きづらい。
しかしそんな中で唯一これ自由枠じゃね?という要素を見つけました。
御察しの通り、それが【銀河】だったわけです。

この話は3.にも繋がってきます。

3. あくまで主役はパラダイスマッシャーだから

この記事内で何回言ったか分かりませんが、私が【銀河蛮嬢】のアイデアに縋ることになった動機は《No.67 パラダイスマッシャー》の存在。

つまり言ってしまうと、私的にはランク5が安定して出力できれば後はどうでもよかったんです。

確かに【銀河】のギミックは面白いです。
ランク5中心から意表を突いて仕掛けられるので奇襲性があっていいですね。まさに罠の醍醐味。
ゼアルフィールドのサポートも含めて1つにまとまっていて綺麗な動きだと思います。

しかし【銀河】を入れてしまうと【銀河】が最終目標になってしまいそうで。
じゃあ【銀河】で良くね?ってなって本末転倒になりそうな気がしたんです。

従ってフィニッシャーの【銀河】枠を変えればデッキ枚数が減るのでは?という結論になったわけです。Q.E.D.(?)

ここからは【銀河】に代わってEXに投入した戦力の話でもしますか。

ギャラクシーアイズに代わって追加招集された代替選手たち

基本的にはパラダイスマッシャーで動きを鈍らせたところに引導級の火力を渡しうるモンスターを入れました。つまり火力特化ですね。
そうでもしないと現代遊戯王のパワーには抗えない気がしたので()
ちょっとでも隙を与えると好き勝手動き出すんだもん。

引導級と言いつつ若干控えめなのは御愛嬌です。

《No.19 フリーザードン》

こいつの効果が生きる場面ってどういう場面やろ

主に後述するクリスタルゼロランサーの下敷きです。
一瞬パラダイスマッシャーと並べれば1回確実に効果通せるくねと思い採用したのですが、そもそもゼアルフィールドがあれば2体で済む上にこいつの効果を適用するとしたら4体要るので確実にその必要はないですね。

よって火力面と除去手段との兼ね合い次第ではヴァリアントシャークランサーにするであろう枠です。

《先史遺産ヴィマナ》

『遊戯王ZEXAL』Ⅲ役の池田恭祐さんもイチオシのモンスターエクシーズ

最新の先史遺産XYZ。
火力UP効果が求めているところにマッチしているだけでなく制圧としての役割も持てるのでかなり信頼度は高めです。

火力UPには墓地にXYZが居なければならないものの、②の効果を頼るために3素材スマッシャーが立たない先攻1ターン目に立てる場合も多いです。

《FAークリスタル・ゼロ・ランサー》

フル・アーマード・エクシーズ!って叫びながらこいつ出してみな、
飛びはしないがテンション上がるぞ

こいつマジで高かったです。しかしそれに見合う強さ。
前述したフリーザードンに重ねて出して3700で焼きにいきます。

耐性をはじめとした面倒なモンスター効果をまとめて潰せるのでこいつで露払いしてから削りにいったりします。
肝心な打点に関わるものの場持ちも良いので劣勢時に耐えるときにも一役買ってくれる優秀な「戦士族」です。

そう、実はこいつ戦士族なんですよ。ハングリーバーガーほどではないもののあまり認知されていない、はず。
すなわちこの子の戦闘は新鋭の女戦士で補助できるんです。
その点も火力を出しやすくて噛み合っているのでそれだけでもこのデッキに居る価値があります。

余程のことがない限りこのデッキから抜けないと思います。

《迅雷の騎士ガイアドラグーン》

汎用的なガイアだZE☆

ランク5か6に重ねられる貫通持ちXYZ。
基本的には役目を終えたパラダイスマッシャーに重ねます。

パラダイスマッシャーで封殺した相手ターンに壁が増えた上で自分にターンが返ってくることが多いからこいつの貫通効果が通りやすくなるのでは?と思ったため入れました。

レディジャスティスも択として考えたのですが、個人的に貫通効果が好きなのと最近感覚として効果破壊されないモンスターが多い気がしたのでこちらにしました。
自力で素材を抜けないのでスマッシャーを出すために狂宴で蘇生する先については慎重に選ばなければなりませんね。

現在地

そんなこんなで【銀河蛮嬢】から【銀河】が抜け、今はこんな感じになりました。

控えに回った虎獅王笑
エクストラジョーカーは流石に出ないかなぁ…

【銀河】を抜いて虎獅王に代えて羅天神将を入れた以外はガチで何もいじっていません。
骨子はもう完成されているので。

虎獅王は出す場面がマジでなかったので抜きました。
どう足掻いても初動が通ったら出る羅天の方が出番多いです。

戦士長の効果使った後だと叫声の墓地効果込みで強力な切込隊長になってくれますが、基本アマゾネス2体はイゾルデになるし戦士長2体だとしてもほとんどの場合ランク5になるので虎獅王出そうっていう思考にならないです。

刺し違GUYを構えられる場面ならそのままで良いですがイゾルデ+0号よりは絶対羅天置いといた方が良いです。
そうでもしないと後攻1ターン目受からんです。

といった感じに落ち着きましたがまだまだ色々試せそうです。

ちなみにデッキ名にはランク“5”で対戦相手の“五”感を刺激する能動的な(?)デュエルを目指したいという思いを込めています。
大好きな『仮面ライダーディケイド』の「世界の破壊者」を意識したりもしています。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はドリルフィールドさんの【銀河蛮嬢】デッキをリスペクトしたら【蛮嬢】になった話をしました。

正直この内容の記事を投稿して良いものか非常に迷いましたが、尊敬の意を込めて投稿することにしました。

繰り返しになりますがドリルフィールドさんと【銀河蛮嬢】デッキには感謝しかないです。
パラダイスマッシャーをストレスなく出せる上にこのデッキは回すのが非常に楽しいです。
見習って新しいデッキを1から作って今後に繋げたいですね。
あわよくばそのデッキで恩返しデュエルを。

組んだ本人も仰っていたように択が多くてどう動くか迷うことが非常に多いです。
ああすれば良かったって後悔することもあります。
でもその分対面や対話が楽しいです。パラダイスマッシャーとかいう対話拒否カード使いながらそんなこと言うなよ

実際にこのデッキで勇気出してさとっぴさん主催の神風オフに参戦したりしたのですが、これが楽しすぎて。
私が心から欲しているデュエルを楽しめた6時間でした。
この話は参加レポートで振り返ろうと思います。

というわけで今後も適宜カード入れ替えたり枚数調整したりして長く使い続けていく所存です。
まだまだこのデッキはこれからだと思っています。

次回の遊戯王関連だと神風オフの話ですかね。乞う御期待。

最後はドリルさんのこの一言で。

「アマゾネスには意地だけでなく執念もあるのでね」
アスラギさんも仰っていましたが執念を持ったアマゾネスは100%怖い。

ありがとうございました。

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